懇意にしていただいているカメラ修理店の店主と雑談している時に、「安いのに非常に良く出来ているカメラ」というテーマが出てきまして、その筆頭がコンタフレックスとのこと。作りも写りもいいのに安い!壊れたらここで直してもらえるし、これは手に入れるべきだ!と探し始めました。
コンタフレックスの資料はあまりなくてあんまり詳しく書けないのが残念ですが、
1)世界で最初のレンズシャッター一眼レフ
2)ツァイスイコンの中級機。コンタックスが高級機。
3)シャッターを作っているディッケル社を傘下に収めたので、そのシャッターを売るために作ったという説がある。
4)1954年発売。
5)1968年発売のコンタフレックスSまで実に13機種が作られた。
6)ピントスクリーンにスプリットを搭載した世界最初のカメラでもある。
7)日本での価格はニコンFよりずっと高かった。
こんなところが基礎知識でしょうか。

CONTAFLEX I
テッサー45mm/f2.8付き。レンズ交換不可。自動絞り。クイックリターンではない(最終機種まで)。

CONTAFLEX II
CONTAFLEX Iに外部式のセレン露出計が付いた。露出計は絞りやシャッタースピードに連動はしない。

CONTAFLEX IV
この前にIIIがあり、レンズがテッサー50mm/f2.8になり、交換可能になった。IVはその露出計付き。
交換レンズ:
プロテッサー35mm/f3.2
プロテッサー85mm/f3.2
プロテッサー115mm/f4

CONTAFLEX SUPER
この前にコンタフレックスラピッドがあり、巻き上げがレバー式になった。スーパーは露出計が真ん中に移動した。露出計は絞りやシャッタースピードに連動するようになった。

CONTAFLEX SUPER B
外観がコンタレックス風に大きく変わった。シャッター優先AE。

CONTAFLEX SUPER NEW
スーパーBのシャッター優先AE機能がないもの。マニュアル専用機。生産台数は非常に少ない。

CONTAFLEX SUPER BC
TTL露出計搭載のシャッター優先AE。

CONTAFLEX S
スーパーBCにラピッドローディングが付いた。
これらはすべてシャッターはコンパー、レンズはテッサーですが、他にプロンターシャッター、レンズはパンターのCONTAFLEX アルファ、ベータ、プリマがあります。
続く.................
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