NIKON
13 May 2010
17 March 2010
35mm/f1.4縦位置特集
今回の撮影で感じたのは、F4sと35mm/f1.4の組み合わせはかなりいい感じでした。明るいファインダー、見やすいスクリーン、気持ちいいシャッター音。レンズがかなり重いのですが、ボディとのバランスはいい。そして安心して露出を任せられることもわかりました。やっぱり35mmが好きですねえ。描写もかなり似ていることがわかったので55mm/f1.2退の危機です(笑)。
Nikon F4S + Nikkor Ai 35mm/f1.4S
乗り過ごしてしまった北品川の駅。このくねくね線路が撮れたから乗り過ごしもOK!少し絞るととたんにしっかりしてきますが、55mm/f1.2のようにカリカリにはならないですね。
Nikon F4S + Nikkor Ai 35mm/f1.4S
品川神社の奥のほう。
Nikon F4S + Nikkor Ai 35mm/f1.4S
新馬場商店街のとあるお店。
Nikon F4S + Nikkor Ai 35mm/f1.4S
蒲田サンライズ商店街。開放かな?走っている自転車にピントを合わせるなんて神業!(笑)
Nikon F4S + Nikkor Ai 35mm/f1.4S
蒲田サンロード商店街。絞るとビシッと決まります!
Nikon F4S + Nikkor Ai 35mm/f1.4S
蒲田サンロード商店街。ホントは真っ暗だったのですが、さすがf1.4の強み。しっかり撮れてます。
Nikon F4S + Nikkor Ai 35mm/f1.4S
蒲田サンロード商店街駅前入り口。日曜日なのでこの人手。道の真ん中に立ってカメラを構えて、いい被写体が来るのをじっと待ちました。
14 March 2010
35mm/f1.4 で開放しちゃいました
Nikkor Ai 35mm/f3.5Sを買ってからなかなか写真を撮りにいけなかったのですが、本日いい天気といい体調に恵まれたので試写を兼ねて写真を撮りに行って来ました。
このレンズの特性を見たいので、開放でいろいろ撮ってみました。F4sの1/8000秒のシャッタースピードは心強いですね。
Nikon F4S + Nikkor Ai 35mm/f1.4S
品川神社で見つけた河童。まだ最短ではありません。やはりf1.4で寄れるというのはすごいことですね。ほとんど未体験の世界。
Nikon F4S + Nikkor Ai 35mm/f1.4S
居酒屋の飾り。
Nikon F4S + Nikkor Ai 35mm/f1.4S
品川神社の鳥居群。開放で撮ったか定かでないのですが、このレンズの開放っぽい像のボケが見られるのでここに入れてみました。
Nikon F4S + Nikkor Ai 35mm/f1.4S
同じく品川神社
Nikon F4S + Nikkor Ai 35mm/f1.4S
品川神社で行われていた手作り市。変なフィルムを使ってしまったせいもあると思うのですが、ハイライトにハロがでたノスタルジックな描写。
Nikon F4S + Nikkor Ai 35mm/f1.4S
蒲田のうなぎや。ここおいしいらしいです。今度行ってみます。提灯の傾きに錯覚されたのか、写真が傾いていたのでそこだけ修正しました。
開放じゃない写真もあります。つづく
11 March 2010
ニコン35mmレンズ
F4sに55mm/1.2Ai改を使っていると不満に思うことが1つ。せっかくのマルチパターン測光が使えない。そう、F4はAi改にはマルチパターン測光は使えないのです。どうもレンズの後ろから出ている棒が必要のようです。Ai改のレンズには純正改造であろうとあの棒は付いてこないのです。
また私がここ数年一番使い勝手が良くて、愛用しているのは画角60度あたりのちょっと広角レンズ。35mmぐらいのやつですね。ワイドローライはもうちょっと広いですが正方形画角だと狭く感じるので、ワイドローライはちょうどいい感じです。ライカは50mmレンズほとんど使いません。ズミルックス35mmかズマロン35mmですね。
で、F4にも35mmレンズを付けて使ってみようかなと。とすると何にします?意外と選択肢があるんです。Ai-sで開放値の大きい順に並べると、
Ai35mm/f2.8S
質量 240g
最短撮影距離 30cm
フィルタサイズ 52mm
フード HN-3
35mm/f2.5 シリーズE
5群5枚
質量 150g
最短撮影距離 30cm
フィルタサイズ 52mm
フード HR-4
Ai35mm/f2S
6群8枚
質量 280g
最短撮影距離 30cm
フィルタサイズ 52mm
フード HN-3
Ai35mm/f1.4S
7群9枚
重量 400g
最短撮影距離 30cm
フィルタサイズ 52mm
フード HN-3
55mmレンズが好きなので古いニコンレンズのほうが味があっていいかなという気もして、そうするとまたAi改になったりしてと本末転倒になる可能性もあるので、Ai以降に絞って、あとカールツァイスZF ディスタゴン35mm/f2とかPCニッコールという選択肢もありますが、これは縁があったらということにして、最終的にはf2の値段と軽さをとるかf1.4の明るさと開放のあまり感じをとるかでかなり悩んで、特にf1.4の重さと値段の差もネックになり、迷い時間は数ヶ月に及びましたが、結局Ai35mm/f1.4Sのレンズにしました。
06 March 2010
江戸東京たてもの園
ニコンを使い続けている理由の55mm/f1.2で撮った写真です。珍しくカラーで撮ってます。ここは古いものがいっぱいあって楽しいですねえ。写真誌とか見てもよく登場しますね。行ってみて、「ここで撮ってたのかあ」と思いました。
Nikon F2 + Nikkor-S Auto 55mm/f1.2
Nikon F2 + Nikkor-S Auto 55mm/f1.2
Nikon F2 + Nikkor-S Auto 55mm/f1.2
Nikon F2 + Nikkor-S Auto 55mm/f1.2
Nikon F2 + Nikkor-S Auto 55mm/f1.2
02 March 2010
ニコンのAEボディ何使う?
キャノンからカメラ履歴が始まったせいもあり、私のニコンデビューは結構遅く、コシナからツァイスのニコンFマウントレンズが出る!と聞いたときからでした。それで手に入れたのがF2フォトミックAの黒。未だツァイスのレンズは買ってませんが、それはツァイスレンズが出る前に何かレンズが欲しいと思って買ったAi改の55mm/f1.2が非常に気に入ってしまったためだと思います。
それから何年かレンズ1本、ボディ1台で使っておりましたが、最近軟弱になってきたのでAEで使いたいと思うようになりました。絞り優先があるAEボディ。軽い方がいいかな?そうなると候補は
FE2
FEの後継機種。
1983年発売。
1/4000秒のシャッターあり。
142.5×90×60mm
550g(ボディ)
FA
1983年発売。
FE2に更にプログラムAEやシャッタースピードAEを追加。
世界初の5分割マルチパターン測光。
142.5×92×64.5mm
625g(ボディのみ)
ペンタプリズムの形がこっち系が好き。
FM3A
2001年発売。
電子式シャッターと機械式シャッターとのハイブリッドシャッター。
FE系とFM系の融合機種。
ファインダー視野率:約93%(対実画面)
ファインダー倍率:約0.83
142.5×90×58mm
570g(電池込み)
新しくていいけど、中古でも高い。
で、特にFAをメインで探しながらいろいろお店を回っている時に置いてあった1万円激安のF4を触ってしまったんですよ。電池も入っていて、クシュと小さなシャッター音に感動してしまったのです。ファインダーも見やすい!でかい?でかいですよね。重いし。コンセプトと違うため(軽いカメラ)その時は買わずに帰ったのですが、あのシャッターの感じと1万円の値段が頭を離れません。いろいろ調べてみるとF4はマニュアルで使うのには最高のカメラだということがわかってきました。
ピントの見易さ。
使えるレンズの種類。
制御スイッチがダイヤルで使いやすい。
用途に合わせてたてグリップを変えられる。
最高速は1/8000秒
自動巻上げなんだけどゆっくり静かに巻き上げる機構がある。
電池が切れても巻き戻しができるクランクが付いている。
5.7駒/秒の連写可能。
F1桁で唯一のプラスチックボディであり、人気がないらしいのですが、このカメラはいいぞっと。で、いろいろ見て回って、そこそこ綺麗なF4sを買いました。
いろいろな資料にF4には55mm/f1.2は付かないと書いてあるのですが、知らないまま付けて使ってしまいましたが、問題ないようです。かっこよくありません?私はかなり気に入っております。
10 July 2006
ニコノス用交換レンズ
私はニコノスVを陸上で全天候型カメラとして使ってみようと思っているのですが、目測で使いたいので出来れば、標準レンズであるW Nikkor35mm/f2.5より広角のLW Nikkor 28mm/f2.8を欲しいと思っていました。このレンズはニコノス用唯一の陸上専用レンズなのです。友人がこのレンズを持っていて、私も欲しい~と思っていたのですが、これまたなかなかものがない!どうも調べてみるとほとんど生産されなかったようです(たぶんワンロット)。とりあえず欲しいと思ったら日本中、世界中探してみるのですが、どこにも見つかりませんでした。あとはオークションとかで出物を待つのみです。といっても最近はあまりオークションをチェックしてないので、まあ運に任せるといった感じでしょうか。長期戦の構えでした。
ところが先日ベリワイドを手に入れたので、グラフレックス用のオプションとかを買おうとアメリカのショップの在庫を見ていたら、なんと見つけてしまったのです。LW 28mm/f2.8!一瞬目を疑いましたが、どうやら欲しかったもののようです。早速注文して先日届きました。
通常のニコノス用レンズと違い、カラフルな絞り表示でニコンのレンズそのものです。Ai 28mm/f2.8とはレンズ構成も鏡胴も違うようです(どうやら国内未発売だった5群5枚のニコンレンズシリーズE28mm/f2.8というレンズが元になっているようです)。ヘリコイドの回転角度があまりなく、最短(50cm)から無限まで30度くらいな感じです。ヘリコイドはゴム付きニッコールに似てますが総金属製です。フィルターサイズは52mmでニコンの一般的な大きさですね。
08 June 2006
06 June 2006
全天候型カメラ
ボルネオ写真の公開はやめてカメラ話に。今回ボルネオの海で水中で使ったのはフジのレンズ付きフィルムの水中でも撮れるバージョンのもの。当然といえば当然ですがやっぱりそれなりにしか写りませんよね。それによく船に乗ったのですが水飛沫が飛んできて慌ててカメラを守ったり。あと滝が撮りたくてもカメラが出せなかったり。スコールの中で撮りたくてもさすがにカメラを出せなかったり。やっぱり全天候型カメラがあるといいですよね。全天候型カメラといえばやっぱりニコノス。フランスのスピロテクニーク社が開発したカリプソを技術提携によって生産したカメラです。
ニコノス 1963年発売。
大きさ 約125×97×68mm(35mmF2.5付)
重さ(陸上) 約700g(35mmF2.5付)
アルパのように前から後ろに巻き上げる。2回巻き上げ。巻き上げレバーはシャッターボタンも兼ねている。フィルム交換はレンズを外す必要がある。
ニコノスII 1968年発売。
大きさ 約129×99×47mm(ボディのみ)
重さ(陸上) 約655g(35mmF2.5付)、495g(ボディのみ)
ニコノスの在庫がなくなり、再生産した際に改良を施したモデル。巻き戻しがノブからクランク式になり、フィルムの圧板を帳番式になった。外観の特徴はファインダーの横にIIの文字が入っている。
ニコノスIII 1975年発売。
大きさ 約144×99×47mm(ボディのみ)
重さ(陸上) 780g(35mmF2.5付)
カリプソ型を引き継いだ機械式モデル最終型。ファインダーが採光式のブライトフレームとなり、明るく鮮明になった。フィルム送りが一定になり、巻き上げの部も大型化され、ボディ形状も変わった。
ニコノスIV-A 1980年発売。
大きさ(幅x高さx奥行) 約149×99×58mm(ボディのみ)、約149×99×74mm(35mmF2.5付)
重さ(陸上) 約740g(ボディのみ)、約900g(35mmF2.5付)
まったく新しく設計された。TTL測光絞り優先AE電子式シャッターになった。裏蓋も開閉式式になったため、フィルム交換時にレンズを外す必要がなくなった。外観も大きく変わった。しかしボディ剛性が足りないため、水中で強く握ると水漏れしてしまい、不評だった。
ニコノスIV-A 1984年発売。
きさ(幅x高さx奥行) 約146×99×58mm(ボディのみ)、約146×99×74mm(35mmF2.5付)
重さ(陸上) 約700g(ボディのみ、電池除く)
剛性不足、絞り優先AEしかないIVの後を受け、改良されたVが開発された。剛性不足が改良され、シャッタースピードを自由に選べるようになった。非常用機械式シャッター1/90もある。専用ストロボのTTL調光も可能。ニコノスの完成形。17年製造され、2001年に製造中止になった。
また標準レンズのWニッコール35mm/f2.5は水陸両用で、レンズ横の2つのノブのうち、1つは絞りで被写体深度のマーカーと連動しています。もう1つのノブがピント調整。このレンズはガウスタイプでsニコンSシリーズ用のW-Nikkor 3.5cm F2.5を元に作られているので描写も折り紙付き。
買うとすると機械式の完成形であるIIIかAE付きのVかなあと思ったのですが、悪環境で露出を計るのは大変そうだし、III用のOリングを見つけるのも大変そうなのでやはりニコノスVを選択いたしました。私は陸で使う予定なのでグリーンタイプを。いつか欲しいなあと思っていたのですが、今渋谷で開催されている中古市でずいぶん安くて綺麗なものがあったので購入してしまいしました。
操作してみると、スムーズな巻上げとショックも音もほとんどないシャッター(防水ボディが遮音しているようです)の感触は非常に良く、非常にクリアなファインダーで、ちゃんとシャッタースピードが表示されるのでとても使いやすいです。悪天候じゃなくても使いたくなるいいカメラです。
24 March 2006
大口径レンズへの憧れ
みなさん大口径レンズ好きじゃありません?私はデメリットも重々わかってるんですが、やっぱり好きなんですよねえ。ZFレンズにかぶらないレンズは買ってよしと決めたので、たぶん出ないであろうf1.2の標準レンズを買おうと思いました。
ニコンf1.2標準レンズ
Nikkor-S AUTO 55mm/f1.2
1965年発売開始。一眼レフ用としては当時最も明るいレンズ。ガウス型5群7枚。
Nikkor-SC AUTO 55mm/f1.2
1972年上記のレンズのマルチコート化。
New Nikkor 55mm/f1.2
1975年発売。外観をゴム巻きに改良。
Ai Nikkor 55mm/f1.2
Ai化された。55mmの最終バージョン。410g。
Ai Nikkor 50mm/f1.2
1978年発売開始。変形ガウス型6群7枚。390g。最短50cm。
Ai Nikkor 50mm/f1.2S
1981年発売開始。Ai-S型に改良。360g。現行品。
他にノクトニッコール58mm/f1.2がありますが、これは別格ということで省略。
小さくて軽い現行品にしようかなあとも思いましたが、買いに言ったその日に著名写真家の人に、「ニコンとは思えない写りをする」と言われて、俄然興味が湧き、ニコンハウスに行ったらAi改造済みで綺麗な55mm/f1.2があり、店長も50mm/f1.2よりお勧めというので、これにいたしました。逃したら手に入らないかもしれないと脅されて(笑)専用フードと一緒に。
う~、かっこいい!そして試写してびっくり!ボケ味、色ともに超好み!めちゃめちゃお気に入りレンズになりました。
より以前の記事一覧
- 超広角の接写 2006.03.08
- 究極の機械式一眼レフ 2006.03.07
- ニコンカメラ 2006.02.28
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