広角中判カメラその2
友人のマキナW67を借りて使ってみた第一印象は、顔の前に構えるとでかいということですね。人に向けると「!」って顔をされます。畳んだときのコンパクトさは凄い。使い勝手は良好。ただ蛇腹のヒンジが弱そうでぶら下げて歩くのは怖いですね。写りはかなり解像度高くてシャープな感じでした。ネットとか本とかで調べてわかったことは、レンズはいいけどカメラとして結構つらいということと寄れない(最短1m)がネックでやっぱりちょっと躊躇してしまいます。
それに対してワイドローライ。実は友人が4人もワイドローライに惚れこんでいるんです。元々は友人の一人が持っているのを使わせてもらって、みんな我慢できなくなったという感じでした。4人のうち2人はもう溺愛なんです。仲の良い友人がそれほど惚れこんでいるとやっぱり自分も使いたくなってしまいますよね。ローライの使い勝手は2.8Fを愛用しているから良くわかるんですが、古いカメラなんですけど実は最高なんです。オートマット&クランク巻上げなのでフィルム交換も実は迅速。ピントも合わせやすいし、ウエストレベルの撮影スタイルも大好きなのです。
ってことでワイドローライに決めました。そういえばよく行くオカダヤの棚にあった!とお店を訪ねると、中古市の宣伝に載せてしまったので事前には売れないとのことです。綺麗とか安いとかそういうワイドローライも他にあるんでしょうけど、私はやっぱりオカダヤで買いたかったのです。宝物にするカメラはオカダヤで。ってことで中古市初日に行くしかありません。いろいろやりくりして会場に着くとまっすぐオカダヤのブースへ。無事残ってました。ほっと一息。安心して使い込めるぐらいの綺麗さです。
早速、その日のうちに試写に出かけましたが、まずこの55mmの画角が新鮮でいいですねえ。そして二眼レフなのに60cmまで寄れるのは強力です。ちょっと自分で落ちついで使ってみて(やっぱり借りて使うと落ち着きませんね)気付きましたが、描写が云々言う前に撮っていて楽しいです。一気にお気に入り度トップクラスになりました。
ちょっと使い込んでみます。
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