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January 2007

27 January 2007

暗室やっと完成

なかなかブログを更新できないのは仕事が忙しいのもあるのですが、家に帰ってからいろいろ活動しているからなのです。昨年秋ごろから取り掛かった暗室製作ようやく完成しつつあります。

なんと言っても苦労したのは、水槽の移動です。水槽を移動するには水を抜かないといけないのですが、水を捨てるわけにはいかないのです。水は糞を分解してくれるバクテリアが繁殖していて、それが水をある程度綺麗にしてくれるからです。で、やっとのことで気合入れて、水槽を移動したのが12月。

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それから他のものも移動して、窓に暗幕を張って、必要な台を買って、正月休みにどうにか完成しました。

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それまでは小物や薬剤を買って準備はしていました。ネガキャリアは引伸機に付いていたのが、35mm、6×6、6×7、6×9。6×9は2つ。1つは友人がベリワイド用6×10に改造してもらう予定です。eBayとかで買ったのが35mmハーフサイズと6×4.5。友人には4×5用をもらいました。あとは4×4用が欲しいですね。

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イルフォードのフィルターも買って、そのフィルターを引伸機で使えるようにするパーツも買いました。

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ピントルーペはピークの小穴式II型

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引伸レンズは
50mm EL-ニッコール50mm/f2.8 ロダゴン50mm/f5.6
80mm ロダゴン80mm/f5.6
90mm フジノンEP90mm/f5.6
105mm EL-ニッコール105mm/f5.6
135mm フジノンEX135mm/f5.6
みんな安く買ったやつなのでメンテナンスがいるのもあります。引伸レンズの違いを見るのも楽しみです。

イーゼルはISEの4枚ブレード。

薬品はフィルムがTX400なのでコダック中心で揃えてみました。

フィルム関連
現像液HC-110。
停止液 臭いのしない停止液
定着液 コダフィックス ソリューションとスーパーフジフィックス-L 

ペーパー関連
現像液 ポリマックスT デベロッパーとフォルテウォームトーンデベロッパー
停止液と定着液はフィルムと一緒。

その他薬品
水洗促進剤 富士QW
水切り剤 ドライウエル

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現像タンクは前にも書きましたがマスコの1201と1353です。最近追加で1351も買いました。

暇を見つけてはフィルム現像やプリントしていきたいと思っています。

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23 January 2007

コニカIII

うちに来たコニカIIIの写真を載せるのを忘れたので。

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Konica_iii_02


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Konica_iii_05


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このカメラの作りの良さは触ってみないといまいち伝わらないです~。

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21 January 2007

コニカレンズシャッターカメラ

まったくノーマークだった機械式カメラがありました。レンズシャッター式レンジファインダー機です。カメラ趣味を始めた頃、キャノネット初代とかヤシカエレクトロとか使ったこともありましたが、大口径レンズを使っていて、写りは結構いいですが、作りがどうも...ってカメラでした。普通にマニュアルで写真を撮るのには何の問題もありませんですよね。1万円もしないで綺麗なのが買えるし。でもまあ、世界の名機に触れるにつれ、作りがいいカメラに惹かれるようになってしまったので、最近は国産レンズシャッター式レンジファインダー機はノーマークでした。

それが先日お世話になっているカメラの修理店に行くと、お客さんが委託品で置いてあるカメラの中に、なんか気になるカメラがあったんです。まず外観が非常にきれい。手に取らせてもらうとメッキが素晴らしいんです。さすがにM3にメッキには負けると思うけど、非常に質がいい梨地メッキです。そしてボタンやレバーの装飾の凝ってること!昔から細かい細工が施された物って大好きなんですよ~。何このカメラ?と良く見ると優雅な字体でKonicaIIIと書いてあります。そういえば私はこのカメラの前進のコニカIのレンズをライカマウント改造品を持っているんでした。そのレンズも凄いよく写るんですよ。このカメラにはヘキサノン48mm/f2が付いています。なんかいかにもよく写りそうなレンズです(そんな気がしてしまいました)。巻き戻しノブの手抜きのない加工。シャッターボタンの飾り。ピントノブの滑り止めの素晴らしさ(ここが一番気に入ってるかも)、凝った裏蓋開閉方法、フィルム収納側の綺麗なこと!ちょっと文字ではうまく書けませんが、とにかくいい感じなのです。巻き上げはレンズ横のレバーを2回押し下げるセルフコッキング。ファインダーも明るいし、ピントも合わせやすい。GREAT!一目ぼれです。レンズ状態も完璧で、フードとフィルター付き。メンテナンス済み。ライカのフードくらいの値段だしもう黙って買いでしょう。他のカメラとの兼ね合いで、このカメラを使ってあげられるのか?とだけ悩みましたが、なんか久々に一目惚れしたカメラなのできっと愛用するでしょう。

コニカI~IIIのお勉強しましょう。

Konica_i
コニカI 1948年発売。HEXAR50mm F3.5(3群4枚)付き。のちにシンクロ接点シャッター付きのHEXAR50mm F2.8(3群5枚)にマイナーチェンジした。どちらも沈胴レンズ。最短1m。690g。当時の価格は19,700円。1951年にヘキサノン 50mm F2.8付きのコニカ I HNにマイナーチェンジ。

Konica_iia
コニカII 1951年発売。ダブルヘリコイド式。二重露出防止装置等を採用。ヘキサノン 50mm F2.8付き。1955年に安価版のIIB ヘキサー 50mm F2.8やヘキサー 50mm F3.5付きを追加。最短1m。680g。当時の価格は28,620円(IIB)。1956年にシャッターがMFXになるIIFを発売、また高級版ヘキサノン 48mm F2.0(5群6枚)を搭載したIIAも発売された(36,620円!)。

Konica_iii_mxlコニカIII MFX 1956年発売。レンズ横のレバーを2度押すタイプのセルフコッキングになった。ヘキサノン 48mm F2.0(5群6枚)付き。1957年にライトバリュー式のIII MXLが発売された。最短0.9m。740g。当時の価格は33,600円。

Konica_iiiaコニカIIIA 1958年発売。採光式ブライトフレームを採用。パララックス補正の他、距離による画角の変化も対応する等倍式ファインダー。ヘキサノン 48mm F2.0(5群6枚)付き。最短0.9m。800g。当時の価格は34,900円。ヘキサノン 50mm F1.9(5群6枚)付きのIII A1.8も同じ年に追加された。1959年には露出計付きのIII Mも追加。IIIMはハーフサイズでも撮影可能だった。

私のはライトバリュー式のコニカIII MXLですね。IIIAが人気みたいですけど、IIIAって安原一式みたいにファインダーが大きすぎてカッコよくありません。バランスが悪い。ルックスだとIII MXLで正解ですね。IIIAはライトバリューの解除が面倒で使いにくいらしいですし。

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05 January 2007

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします。1年の計は元旦にあり!って元旦じゃありませんが、今年の写真関連の目標を。

・モノクロプリント技術の向上。フィルム現像を含め、今年はモノクロメインで行きたいと思います。

・ポートレートのスキルアップ。やっぱり一番好きな女性ポートレート撮影をたくさんして、スキルアップしたいです。

・コンタックスN1でシステム完成。うーむ...これにはご批判あると思いますが、もしかすると私の35mmメインになる可能性を秘めているので。マニュアルフォーカスのコンタックスって手もあるんですよねえ。こっちの方が将来性はあるのわかってるんですが(マウントアダプターでデジへ)。

他にもねらってるカメラありますが、まあ臨機応変に参ります。

年賀状にはこの写真を選びました。
Omega58mm_01_1
コニオメガRapid 200 58mm/f5.6

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