モノクロプリントへの道その2
現像液等はその友人が用意してくれるとのこと。友人は写真部出身で、母校で生徒にプリントを教えたりもしている人。当日は友人にきっちり教えてもらう予定です。
「印画紙を用意してきてください。ネガのプリントセレクトは前日までに。エプロンがあったほうが吉。」
印画紙も何を買ったらいいのかわからないので、友人と一緒に横浜ヨドバシカメラまで行って、サンプルプリントがRCペーパーの中では一番気に入ったハンガリー製フォルテのポリウオームトーンプラスRCという温黒調の大四切印画紙を20枚購入。
友人は下見までしてくれて準備はばっちりでした。
http://blog.livedoor.jp/takashi_0216_0922/archives/50549781.html
当日、朝9時に現地に集合して、セッティングをし、一から教えてもらいます。私が使ったのは唯一6×6用のネガキャリアがあったLUCKY 60M-C。ライトが暗く(f11だと露光時間が20分とかになっちゃう)しょぼいよ~と思いながらも、カラー引伸機のフィルターの使いやすさを知り、現像液の中で像が浮かび上がってくるのを初体験し、自分の写真が大きなモノクロプリントになり、非常に楽しい1日になりました。昼に30分ほど休みましたが、その他は立ちっぱなしで6時間半!
初心者がほとんどストレートで焼いただけなのに、こんなにかっこいいプリントが出来るなんて!と大喜び。プリントできなかったたくさんのネガももっと焼きたいと思う気持ちでいっぱいになります。次の暗室オフはいつ?って感じです。一人で予約して一人でやっちゃおうかとか。でも思ったのは準備と片付け時間がもったいない。両方で1時間ぐらいはかかってしまう。今回みたいに公民館みたいなところじゃなくて、レンタルラボみたいなところだともっと時間は節約できるんだろうけど、自分の家にあったら...と想像は膨らみます。
現像液や定着液に蓋を出来るようにすれば、夜仕事から帰って毎日2枚ぐらいプリントをするといったことも出来ます。紙にすることを考えるとデジタルラボより手軽な気もします。幸いなことに暗室にぴったりの自室があるし...ほんとに暗室作ろうかと思い始めました。
-つづく-
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Comments
バットに蓋で一晩置くと言うのは、よほど密閉できる蓋ではないと、液自体の寿命よりも有毒ガスによる周囲への影響の方が気になります。
私がいた写真部で暗室内に重要機材(ネガキャリアとかレンズとか)を置かなかったのは、そういうことが理由だと思っています。
ちなみに私は一度自宅トイレを暗室にと夢想したことがあるのですが、その際に検討したのがラッキー(藤本写真工業)のNOVAシステムです。
http://www.fujimoto-photo.co.jp/web/products/lucky/nova_p/index.html
こいつならプリント作業を終えた後そのままにしても、何日かなら薬品は持つという話をwebのどこかで見たことがあります。
液温管理の点でも、夏でなければバットを使うより楽なのかも知れません。
でも、暗室らしさとか像が出てくる時の面白さで言えばバットですよね。。。
Posted by: takashi | 04 August 2006 06:58 PM
実はこれを買おうと思ってます。モノクロラボの人にもこれを薦められて。やっぱり空気に触れる面積が少なく、蓋もできるので結句薬品が保つみたいですよ。狭い面積でできるのもいいですね。
Posted by: ぎえもん | 04 August 2006 07:42 PM