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08 August 2006
07 August 2006
ハッセルで645
HASSELBLAD SWC/M BIOGON 38mm/f4.5
500CMとかでハッセルの645マガジン(C16)を使うと、横位置専用になってしまうので、このマガジンずっと使っていませんでした。でもアイレベルのSWC/Mで使うと縦も普通に撮ることが出来るんです。で、先日現行ファインダーを手に入れたので、このマガジンも整備に出してから撮ってきました。
現行ビューファインダーは645用にマークが入っているんだけど、縦位置専用マガジンのためか正方形のカギ括弧が中央にあるだけなのです。なのでちょっと正方形の視界からそのカギ括弧を目安に長方形に切り取らないといけないので、ちょっと難しいです。
ハッセルでわざわざ645で撮らなくてもとも思うのですが、せっかく持っているのだからっていうのと、4枚多く取れるっていうのと、長方形の方が広角が強調されるのではないかという考察も含めて、使ってみました。
あまりみかけないビオゴン38mm/f4.5の645の写真いかがでしょうか?
05 August 2006
モノクロプリントへの道その5
残りの用具も中古で買おうとオークションなんかをウォッチしていたんですが、そんなある日モノクロ技術の勉強に見ていたサイトに暗室大会のお知らせが!どうやら暗室用品を大放出するようです。妻に話すとまるで私のために開いてくれているみたいじゃないかとびっくりしておりましたが、とにかく行ってみるしかありません。開催初日のオープン時間に車で行ってみました。
どうやら一番乗りのようです。いろいろ暗室用品売ってます。なんといっても引伸機が大量に売ってます。しかも安い。ベセラーやダーストと共に憧れのオメガがあります。4×5用のD5。ラボのご主人も一押しのようです。でも大きすぎる。90M-D買ったばかりだし。いろいろ目移りしながら見ていると、後ろから名前を呼ばれてびっくり!あれ、店主にはまだ名前言ってないし...振り向くといつも遊んでいる友人が!彼はフィルム乾燥機を見に来たようです。この間もこの彼とはカメラ中古市へ向かうエレベーターの中で会ってびっくりしたばかりなのに!仕事前だったらしく慌しく帰っていってしまいましたが、買うものについてアドバイスももらえてよかったです。
小一時間ばかりいて、イーゼルやらセーフライトやらセーフガラスやらバットやら引伸レンズやら引伸機用タイマーやらを買って帰ろうとすると携帯に電話が!今度は別の友人が先ほどの友人から私がここにいると聞いたらしく、またいろいろ相談に乗ってもらうことに。で相談の結果90M-Dは手放してやっぱりオメガは買うべきだということになり、なんと買ってしまったのです。オメガPRO-LAB D-5。
巨大な引伸機の運搬をどうしようかと思ったのですが、さきほどオメガを薦めてくれた友人(彼もオメガ使用)が助けに来てくれて、自室に運び入れることが出来ました。高さは私の背より高く、顔ぐらいのコンデンサーレンズ(ちょっと大げさ)を持ち、微調整の効く上下動、豊富なネガキャリア、ターレット式レンズボード。そんなに高価なものではありませんが、なんだか凄いものを買ってしまった気分で高揚してその晩は眠れませんでした。
-つづく-
04 August 2006
モノクロプリントへの道その4
部屋の話をしてませんでした。自宅に六畳&三畳倉庫の自室を持っているのですが、これはペット飼育用でカメや大型の熱帯魚なんかがいます。そのために床はコンクリートで重さに耐えられるようになっていて、その上に店舗用の樹脂タイルが敷いてあります。重量と水のこぼれなんかは大丈夫。
そして水槽の水替え用にシンクと水道が設置されていて、シンクも作業しやすいように広くて平らなやつにしてあります。水もろ過器を通して出せるようになっています。まるで暗室向けじゃありませんか!部屋はエアコンで温度管理されていてだいたい年間通して25℃くらい。これなら模様替えすれば暗室が作れそうです。問題は窓が2つあること、換気扇がないところでしょうか。黒い板で窓を塞いでしまうのも手ですが、それではあまりに暗い部屋になってしまうので、暗幕を使ってみる予定。換気扇は工事代結構かかりそう。暗幕の後ろが網戸とかで対応できるでしょうか??
-つづく-
03 August 2006
モノクロプリントへの道その3
暗室を作るとして、まず買うものといえば引伸機。いいものであれば激安じゃなくてもいいんだけど、ホント安く売っています。2万円あれば買えそう。さてどれにしましょう。
私は節操なくフォーマットを増やしてきたので現在35mmの他は、6×4.5(ハッセルマガジン交換にて)、6×6(メイン。ハッセル&ローライ)、6×7(コニオメガ&ベリワイド)、6×9(ベリワイド)、6×10(ベリワイド100)とあります。最低でも6×9をカバーする引伸機が欲しいです。友人から6×10をカバーできるように4×5用も考えたほうがいいとのアドバイスもありました。
オークションを見てみると多いのはラッキーの90M-Sと90M-Dか、フジのS69。支柱が細いとブレや剛性が心配だから90M-Sはパス。カラー用やマルチグレードモノクロ用が使いやすくて良さそうなんだけど67までが多くて、6×9用はあんまりないみたい。友人が使っているオメガが欲しいけど、売ってないのでしょうがない。
どうせなら付属品がいっぱい付いているのがいいかもと思いながら何度か入札してみるも撃沈。意外と引伸機を欲しい人って多いみたい。何度かの敗退の末、手に入れたのはラッキーの90M-D。付属品もそこそこあったので、あと必要なのは
・ネガキャリア(ガラス付き)
・セーフライト
・引伸機タイマー
・暗幕
・作業台
となってきました!
-つづく-
02 August 2006
モノクロプリントへの道その2
現像液等はその友人が用意してくれるとのこと。友人は写真部出身で、母校で生徒にプリントを教えたりもしている人。当日は友人にきっちり教えてもらう予定です。
「印画紙を用意してきてください。ネガのプリントセレクトは前日までに。エプロンがあったほうが吉。」
印画紙も何を買ったらいいのかわからないので、友人と一緒に横浜ヨドバシカメラまで行って、サンプルプリントがRCペーパーの中では一番気に入ったハンガリー製フォルテのポリウオームトーンプラスRCという温黒調の大四切印画紙を20枚購入。
友人は下見までしてくれて準備はばっちりでした。
http://blog.livedoor.jp/takashi_0216_0922/archives/50549781.html
当日、朝9時に現地に集合して、セッティングをし、一から教えてもらいます。私が使ったのは唯一6×6用のネガキャリアがあったLUCKY 60M-C。ライトが暗く(f11だと露光時間が20分とかになっちゃう)しょぼいよ~と思いながらも、カラー引伸機のフィルターの使いやすさを知り、現像液の中で像が浮かび上がってくるのを初体験し、自分の写真が大きなモノクロプリントになり、非常に楽しい1日になりました。昼に30分ほど休みましたが、その他は立ちっぱなしで6時間半!
初心者がほとんどストレートで焼いただけなのに、こんなにかっこいいプリントが出来るなんて!と大喜び。プリントできなかったたくさんのネガももっと焼きたいと思う気持ちでいっぱいになります。次の暗室オフはいつ?って感じです。一人で予約して一人でやっちゃおうかとか。でも思ったのは準備と片付け時間がもったいない。両方で1時間ぐらいはかかってしまう。今回みたいに公民館みたいなところじゃなくて、レンタルラボみたいなところだともっと時間は節約できるんだろうけど、自分の家にあったら...と想像は膨らみます。
現像液や定着液に蓋を出来るようにすれば、夜仕事から帰って毎日2枚ぐらいプリントをするといったことも出来ます。紙にすることを考えるとデジタルラボより手軽な気もします。幸いなことに暗室にぴったりの自室があるし...ほんとに暗室作ろうかと思い始めました。
-つづく-
01 August 2006
モノクロプリントへの道その1
人に写真をやっていると言うと「自分でプリントとかもやってるんですか?」って聞かれることが多いですよね?答えは「まだそこまでは...」という感じになっちゃうのは結構悲しいです。そう、モノクロプリントを自分でやりたい!って気持ちはずっと前からありました。
それなりに勉強してみると、
・フィルム現像はダークバックされあれば暗室はいらず、それほど設備にお金がかからない。
・フィルム現像には非常に種類があって(方法、溶液)それによって結果が変わってくる。
・失敗したらおしまい。
一応化学系の学科を出ているので、実験は得意なのですが、失敗したら撮影が無駄になってしまうのは痛いですねえ。練習いっぱいしてからじゃないとなかなか出来ません。一応1年以上前にマスコのタンクを35mm用とブローニー用を手に入れたのですが、よし取り掛かろうというところまで行ってませんでした。
プリントのほうは、
・引伸機は(どうも引き伸ばし機とは書かないみたいですね)今中古で安く買える。
・暗室を作る必要がある。
・プリントはとても楽しいらしい。
・臭い溶剤を使うらしい。
というイメージでした。でも1度はやってみたく、自家プリントをしている友人達に暗室オフやろうよ~と言っていたのですがなかなか実現せず、ずっと未経験でした。本とかで見てもやっぱりイメージがわかないので書いてあることがちんぷんかんぷんなんですよねえ。
そんなある日、友人から1通のメールが!
「7/2に貸し暗室キープしました。」
念願だったプリント体験が出来ることになったのです。
-つづく-
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