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June 2006

30 June 2006

ビオゴン狂想曲その5

Swc_finder01SWC/Mはアイレベルで撮るのが気に入ってるのですが、純正ファインダーの見えの悪さといったら天下一品です。私が持っている初期型のファインダーは、アイポイントが近くて、眼鏡だと輪郭が見えず、丸い視界になってしまいます。その上SWC/Mについてきたファインダーのガラスが結構傷が多く、よけい見難くなってしまってます。どうにかしたい!と常々思っていました。

コシナのアングルファインダーは見えは抜群にいいのですが、やっぱり胸位置でしか撮れないので高さに限界があるのと、下向いて撮ると気持ちも下向きになるというか、前を向いてガシガシ撮りたい気分なのです。シャッターボタンの位置もアイレベル向きですしね。

で、どうにかしたいと常々思っていました。
候補として
Swc_finder021)SWC用金属ファインダー後期タイプ(接眼部にゴムリングが付いているやつ)
アイポイントが遠くなり、眼鏡でも見やすくなる。でもゴムリング付きすべてがそうではないみたいなので、覗いてから買うしかない。つまり通販は無理。

Swc_finder032)903SWCタイプの四角いファインダー
抜群に見えがいい。水準器もシャッタースピードもファインダーで見える。実用重視なら絶対これ!ちょっとかっこ悪いのと高価なのが難点。

3)もしあれば6x6で40mmぐらい(正方形で画角90度)の外付けファインダー
マミヤプレスの50mm用も画角は21mm相当(35mmフィルムで)なのですが6×9用なので上下の画角が狭い。いろいろ探してみたけど、たぶん存在しないと思う。あったら教えてください。

Swcm_new_finder2)を第一候補として、探して探してまったく見つからず(先日の中古市でもこれを探しに出かけました)、数ヶ月が経ったのですが、先日なんといつも行くお店で思わず見つけて、大喜びで買って帰ってきました。うれし~。これで更にSWC/Mの機動力が上がり、楽しい写真生活が送れそうです。

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28 June 2006

SA47mm/f5.6MC試写結果

試写結果上がってきました。銀座レモンのラボはブローニーもCD-ROMに焼いてくれて便利ですねえ。

Veriwide2_003
BROOKES-VERIWIDE SUPER ANGULON 47mm/f5.6MC

47mm/f8より個性はなくなりますが、無限遠のシャープさが上ですねえ。

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25 June 2006

ベリワイド2!

ベリワイド100がいつまで作られたか不明ですが、大きくモデルチェンジしてブルックスベリワイドとなります。ベリワイド100もブルックス製だし、このカメラも当初はベリワイド100と呼ばれていたので(マニュアルにはベリワイド100って書いてある)紛らわしいので、ここではベリワイド2と書きます。

ベリワイド2は、レンズはベリワイド100と同じスーパーアンギュロン47mm/f8が付いていますが、ボディはグラフレックスXLSWとほぼ同じものです(ということはレンズも同じということですね)。ただレンズの取り外しはできません(グラフレックスは出来る)。ヘリコイドもグラフレックスのプラスチックと違って金属でしっかりとした作りです。そしてBROOKS-VERIWIDEと銘板が付いています。ベリワイド100はプラウベルがドイツで作っていたのですが、ベリワイド2は日本でマミヤが作っていたようです。マガジンは通常マミヤプレス用に似た専用のものが付いています。これはグラフロック規格ではないので互換性はありませんが、アダプターを手に入れると使うことが出来ます。

Veriwide_03通常の姿です。大きなファインダーはマミヤプレス用の改良品のようです。画角はある程度改良されているようです(ちょっと狭い感じですが。)上部にアクセサリーシューが付いています。ファインダーの横には水準器が2つ、そして左手側前面にも1つ水準器が付いています。ケーブルレリーズを止める簡単な金具が右手側に付いています。
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Veriwide_04裏から見たところ。ベリワイド2の方が数が少ないという説もありますが、このマガジンの大きさのためか人気がベリワイド100より低く、若干安く手に入れることができます。
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Veriwide_01そして後期になるとグラフロック規格のマガジンの付いたモデルになるのです。こちらは更にグラフレックスXLSWによく似ています。しかしグラフレックスがただの板に穴を開けてそこにヘリコイドとレンズと付けてあるのに対して、ベリワイドはきちんと肉盛りして張り革を付いています。
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XlswこちらがグラフレックスXLSW。ファインダーはフレームファインダーのみ。よりシンプルです。レンズは取り外すことが出来ます。水準器が付いてなく、銘板もなく、ストラップ金具も向きと、ケーブルレリーズ止めの金具位置が違います。

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Veriwide2_01そして今回手に入れたのがたぶん最後期型のレンズがf5.6の47mmスーパーアンギュロンMC(マルチコーティング)になったもの。実はこのレンズ付きのも使ってみたくてずっと探していたのでした。レンズはプロシフト69Wと同じものですね。シャッターはコパルになっています。45mm/f5.6アポゴランダゴン付きもあるという噂も聞いたことがありますが、本当でしょうか?本当でしたら是非手に入れてみたいものです。

Veriwide2_03純正らしきレリーズケーブルも付いていましたが、外してしまいました。やはり奥まった位置にあるファインダーがマガジンが厚いために遠くて見にくいです。これはコシナのアングルファインダーか、グラフレックス用のフレームファインダーかどちらか欲しいところです。被写体深度が付いていないのがちょっとつらいです。調べてステッカーでマーキングしたいです。

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23 June 2006

ベリワイド100の秘密

Veriwide_new01私がベリワイド100を非常に気に入っているのはご存知かと思います。6×10のフォーマットで撮れ、スーパーアンギュロン47mm/f8が付いていて、非常にコンパクトなこのカメラが大好きでたびたび持ち出しては使用しています。レンズの描写がこれまた素晴らしいのですよ~。大好きです。

このカメラ実は結構珍しくて、綺麗なのを(安く)手に入れようとするとかなり苦労します。そういえばこの間の中古市のダイレクトメールがベリワイド100でびっくりしましたね。こんなマニアックなカメラがなんでこんなに有名なのか考えると、思うに写真工業に度々登場するからではないでしょうか。写真工業って同人誌みたいな雑誌ですが結構長く続いてますよね。超広角レンズ特集号になると必ず登場するのがベリワイド100なのです。そしていつも同じ人が記事を書いていて、いつも間違った記述をしているのです。情報は少ないのでそれが一般化してしまうんだから怖いですよねえ。なのでここはひとつその間違いを訂正しておきましょう。

Veriwide_oldベリワイド100にはバージョンが2つあります。前期型と後期型。前期型が水準器が1つで、後期型が水準器が3つです。写真工業ではいつも逆に書いてあります。写真は1959年製シリアル番号38番のもの!まだライツのファインダーが付かないで売っていたもののようで、その頃の速写ケースは背が低くて(ファインダーのぶん)赤茶色でした。

Veriwide_old_feetそしてレンズ鏡胴にはフィートのみが書かれています(メートルのみというのが作られたかどうかは不明)。その後ファインダー付きが売り出されて、距離表示もメートルとフィート併記になり、速写ケースが縦に大きくなり、色も黒になりました。

Veriwide3おまけでこれはたぶんプロトタイプ。黒塗りだし、フレームファインダーの形も変わっています。こちらも水準器は1つですね。このように写真工業の記述は間違っているんです。


Veriwide_new後期型になると水準器が丸いボディ埋め込み式1つから、外付けの円柱型3つになりました。他はたぶん変わってないと思います。
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Vewide_finderたぶん前期型の途中から付けられたと思われるライツのファインダーは21mm用のものをブライトフレームを横長にして専用品となっています。上には「VERIWIDE 100 BROOKS NEW YORK」と彫り込まれています。ブルックス社はこのカメラを発注したアメリカの会社です。

シャッターはコンパーの00番。非常に小さなシャッター音で1/30sで撮るときにちょっとだけチュッといいます。

フィルター径は40.5mm。通常のフィルターをつけてもけられないようです。たぶん。

Veriwide_hoodフードは専用のものは存在しませんがグラフレックスXLSW用のものが付きます。が大げさですが効果はありそうですね。このフードにシリーズ8用のアダプターが付いていて、シリーズ8のフィルターも使えるようになります。

ストラップが考えもので、マニュアルにはローライフレックス用を使えと書いてあるのですが、あのカニツメガードが付いていないのでスルッと取れそうで怖くて使ったことありません。三脚穴にハンドストラップを付けて使うことが多いです。

Veriwide_underびっくりするのがローライフレッックス用のローライフィックスやローライグリップが使えること!わざと同じサイズにしてあります(これを使えってマニュアルに書いてある)。なので三脚に付けて使いたい場合はローライフィックスを持っていると便利です。

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22 June 2006

ジャングル探検その5

20060516_021
EOS7 + EF24-105mm/f4L IS

途中からぐんぐん下り始め、こんなに下ったら上るのが大変すぎるので、途中で引き返そうかとも思いました。しかし「目的地までがんばろう」と妻子と自分を励まして、下り続けました。もう両手を使ってつかまりながら下らないと転んでしまうので、撮影はやめてカメラはカバンにしまいました。

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21 June 2006

ジャングル探検その4

20060516_014
EOS7 + EF24-105mm/f4L IS

聞いたことのない鳴き声がします。「これは鳥か」?とレンジャーの人に聞いたら、「虫だ」と言っていました。このレンジャーの人は無口ですが親切でとてもよかったです。ジャングルトレッキングに裸足に革靴で歩いていくのはびっくりしましたけど(笑)。私はこんなこともあろうかと防水の探検用の靴を持っていきました。

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20 June 2006

プレスカメラが欲しい

ニコンF2ニッコール55mm/f1.2がずいぶん良かったので、ちょっと昔の資料を手に入れてみました。その資料を見ていると中版レンジファインダーのカメラのレンズ構成がこれまたよく写りそうなんですよ。で、そんなに高価でもないし、手に入れて楽しんでみようかなと思いました。

Mamiya_press_23マミヤプレス
種類:スタンダード、グラフレックス用フィルムパックが使えるG、フィルムパックのあおりが使える23、アダプターでポラやグラフレックス用が使えるユニバーサルなどがある。
大きさ:190 x 165 x 165 mm 2.6kg
レンズ:50mm/f6.3 65mm/f3.5 65mm/f6.3 75mm/f4.5P 90mm/f3.5 100mm/f2.8 100mm/f3.5Macro 150mm/f5.6 250mm/f5
使えるフォーマット:(一部6x6)、6x7、 6x9、ポラロイド


最初に目をつけたのがマミヤプレス用の50mm。ビオゴンタイプの変形で、その本の解像度の測定結果も非常にいい。マミヤプレスは結構安く手に入りそうだしいいかもと思ったのですが、ボディが重過ぎる、外付けファインダーの高さがありすぎてかっこ悪い、シャッターとフィルム巻上げがまったく連動していないので、空送りや二重写しの失敗をしそうという感じだったのでやめて、

Konirapid_1コニオメガ
種類:Rapid、Rapid M、Rapid 100、Rapid 200。このうちラピッドMとラピッド200がフィルムパックを交換できる。
大きさ:225 x 133 x 144 mm、2.18 kgf
レンズ:58mm/f5.6(60mmと表記されているものもあり) 90mm/f3.5 135mm/f3.5 180mm/f4.5
使えるフォーマット:6x7のみ

Omega_50あまり目にしないコニオメガというカメラに注目しました。このカメラ用の58mmも非常に性能が良く、まさにビオゴンタイプのレンズだし、このカメラのほうがマミヤプレスよりずいぶんかっこいい。フィルムチャージとシャッターチャージを一気に出来るレバー式が面白くて便利。ピント合わせがボディ横のノブなのでピンと合わせも早そう。ということでコニオメガの黒いタイプに決めて探し始め、なぜか標準レンズがついてなくて、58mmと180mmと予備のフィルムパックが付いたのをeBayで見つけたのでそれを落札いたしました。

Omega_180落札したのが4月の半ば。すぐ入金し、先方もすぐ送ってくれたのですが、間に合うと思っていたGWにも届かず、しびれを切らして先方に問い合わせると「船便は時間がかかると思うよ」だって!船便で送ってくれなんて言ってないし、船便で送るとも言ってないじゃん!そして1ヶ月強。ボルネオから帰ってきたら大きな荷物が届いたのでした。

Omega_flashそして調子の悪いところは整備してからと(オークションで手に入れたものは最初にそうすることにしてます)、整備に出して、最近帰ってきました。落札してから早2ヶ月。まだ試写は出来ておりませんがとりあえずご紹介です。アクセサリーシューが3つ付いているので、ストロボを付けた写真も撮ってみました。

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19 June 2006

ジャングル探検その3

20060516_011
EOS7 + EF24-105mm/f4L IS

木の根の上に道が出来ているのですが、そこを上ったり降りたり。ぬかるんでいる場所もあり、息子は何度も転びながらレンジャーの後に続きます。

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18 June 2006

ジャングル探検その2

20060516_009
EOS7 + EF24-105mm/f4L IS

あまり見た目に変わった植物ではなく、かなり日本の森に近い感じでした。標高も高いので涼しく、快適なハイキングと思われましたが...

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17 June 2006

ジャングル探検その1

20060516_010
EOS7 + EF24-105mm/f4L IS

世界最大のラフレシアを見ることは子供の頃からの夢のひとつでした。コタキナバルから2時間弱のところにラフレシアが咲く環境を保護している場所があると聞き、そこへ車をチャーターして出かけました。そのラフレシアセンターに付くと、ジャングルの入り口(囲いがあって鍵がかかっている)から、ラフレシアの咲いている場所までジャングルの中を歩いて往復1時間半と聞き、ちょっと躊躇しましたが、せっかく来たんですから向かうことにしました。

-続く-

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16 June 2006

韓国人もいっぱいの島

Ef24_105_42
EOS7 + EF24-105mm/f4L IS

Borneo_2006_051526
EOS7 + EF24-105mm/f4L IS

Borneo_2006_051529
EOS7 + EF24-105mm/f4L IS

Borneo_2006_051528
EOS7 + EF24-105mm/f4L IS

2つの島へ行ったんですがサピ島の方は韓国人団体客でいっぱいでびっくりしました。70人乗りの船でやってきました。ボルネオは韓国と台湾の観光客が多いそうです。で、国際交流として写真を撮らせていただきました。

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15 June 2006

魚だらけの島

Borneo_2006_051531
EOS7 + EF24-105mm/f4L IS

前の日海が荒れたので透明度はいまいちですが、魚が大量に集まってきてびっくりしました。

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14 June 2006

珊瑚だらけの島2

Borneo_2006_051513
EOS7 + EF24-105mm/f4L IS

綺麗なのを拾って並べてみました。

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13 June 2006

珊瑚だらけの島

Borneo_2006_051512
EOS7 + EF24-105mm/f4L IS

そこもかしこも珊瑚だらけで足が痛かったです。

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12 June 2006

写ルンです

Borneo_2006_051504
フジ 水に強い写ルンです New Waterproof 32mm/f10

曇っているのかなぜかソフトフォーカス

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08 June 2006

Wニッコール35mm試写

Nikonos_w35mm_022
Nikonos V + W Nikkor 35mm/f2.5

試写した写真のうち5枚アップしました。どうも無限より2~3mの方が性能がいい気がします。

http://giemon.way-nifty.com/photos/nikkor/index.html

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06 June 2006

全天候型カメラ

ボルネオ写真の公開はやめてカメラ話に。今回ボルネオの海で水中で使ったのはフジのレンズ付きフィルムの水中でも撮れるバージョンのもの。当然といえば当然ですがやっぱりそれなりにしか写りませんよね。それによく船に乗ったのですが水飛沫が飛んできて慌ててカメラを守ったり。あと滝が撮りたくてもカメラが出せなかったり。スコールの中で撮りたくてもさすがにカメラを出せなかったり。やっぱり全天候型カメラがあるといいですよね。全天候型カメラといえばやっぱりニコノス。フランスのスピロテクニーク社が開発したカリプソを技術提携によって生産したカメラです。

Nikonos1
ニコノス 1963年発売。
大きさ 約125×97×68mm(35mmF2.5付)
重さ(陸上) 約700g(35mmF2.5付)
アルパのように前から後ろに巻き上げる。2回巻き上げ。巻き上げレバーはシャッターボタンも兼ねている。フィルム交換はレンズを外す必要がある。

Nikonos2
ニコノスII 1968年発売。
大きさ 約129×99×47mm(ボディのみ)
重さ(陸上) 約655g(35mmF2.5付)、495g(ボディのみ)
ニコノスの在庫がなくなり、再生産した際に改良を施したモデル。巻き戻しがノブからクランク式になり、フィルムの圧板を帳番式になった。外観の特徴はファインダーの横にIIの文字が入っている。

Nikonos3
ニコノスIII 1975年発売。
大きさ 約144×99×47mm(ボディのみ)
重さ(陸上) 780g(35mmF2.5付)
カリプソ型を引き継いだ機械式モデル最終型。ファインダーが採光式のブライトフレームとなり、明るく鮮明になった。フィルム送りが一定になり、巻き上げの部も大型化され、ボディ形状も変わった。

Nikonos4
ニコノスIV-A 1980年発売。
大きさ(幅x高さx奥行) 約149×99×58mm(ボディのみ)、約149×99×74mm(35mmF2.5付)
重さ(陸上) 約740g(ボディのみ)、約900g(35mmF2.5付)
まったく新しく設計された。TTL測光絞り優先AE電子式シャッターになった。裏蓋も開閉式式になったため、フィルム交換時にレンズを外す必要がなくなった。外観も大きく変わった。しかしボディ剛性が足りないため、水中で強く握ると水漏れしてしまい、不評だった。

Nikonos5orange
ニコノスIV-A 1984年発売。
きさ(幅x高さx奥行) 約146×99×58mm(ボディのみ)、約146×99×74mm(35mmF2.5付)
重さ(陸上) 約700g(ボディのみ、電池除く)
剛性不足、絞り優先AEしかないIVの後を受け、改良されたVが開発された。剛性不足が改良され、シャッタースピードを自由に選べるようになった。非常用機械式シャッター1/90もある。専用ストロボのTTL調光も可能。ニコノスの完成形。17年製造され、2001年に製造中止になった。

また標準レンズのWニッコール35mm/f2.5は水陸両用で、レンズ横の2つのノブのうち、1つは絞りで被写体深度のマーカーと連動しています。もう1つのノブがピント調整。このレンズはガウスタイプでsニコンSシリーズ用のW-Nikkor 3.5cm F2.5を元に作られているので描写も折り紙付き。

Nikonos5買うとすると機械式の完成形であるIIIかAE付きのVかなあと思ったのですが、悪環境で露出を計るのは大変そうだし、III用のOリングを見つけるのも大変そうなのでやはりニコノスVを選択いたしました。私は陸で使う予定なのでグリーンタイプを。いつか欲しいなあと思っていたのですが、今渋谷で開催されている中古市でずいぶん安くて綺麗なものがあったので購入してしまいしました。

操作してみると、スムーズな巻上げとショックも音もほとんどないシャッター(防水ボディが遮音しているようです)の感触は非常に良く、非常にクリアなファインダーで、ちゃんとシャッタースピードが表示されるのでとても使いやすいです。悪天候じゃなくても使いたくなるいいカメラです。

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