浅草写真続き
続きスキャンしたのでアップいたしました。
http://giemon.way-nifty.com/photos/hasselbld/index.html
やっぱりSWCいいっすねえ。ボルネオに持って行きたいなあ...
続きスキャンしたのでアップいたしました。
http://giemon.way-nifty.com/photos/hasselbld/index.html
やっぱりSWCいいっすねえ。ボルネオに持って行きたいなあ...
突然ボルネオ家族旅行が決まってしまいました。コタキナバル(マレーシアサパ州)へ6泊8日の旅。夜、妻と雑談していたら急に。行くと決まったはいいけどカメラは何を持っていこう??究極の悩みが襲ってきます。
ボルネオ。世界で3番目に大きい島。野生の宝庫。アジアのアマゾンみたいなところ。オラウータンがいて、世界最大の花ラフレシアが咲いている。ジャングル探検して、植物や動物、虫なんかを撮って、リバークルーズして、海へ行ってシュノーケリングなんかもして。市場で街の人達や活気も撮りたい。つまりなんでも撮りたいって感じです。でも家族との思い出作りというか遊びを第一優先にして、写真を撮ることに時間をかけないようにもしたいのです。だから軽装で。何台もカメラを持っていったり、交換レンズを持っていくことは避けたい。そもそもそんな体力ないし。でも6泊もするわけだからきっと膨大な写真を撮りそう。
(以下候補は持っていないカメラ、レンズがあります。*印)
第一候補:
EOS KISS Digital N + EF 24-105/f4 L IFにほとんどの撮影を任せて、広角系だけライカMDa + BIOGON21mm/f4.5。
未だかつてないぐらい写真を撮ると思うので、デジタルの絵に我慢できれば、ランニングコストも含めてこれがいいかと思っております。でも大容量のデジタル画像管理がうざいですね。
第二候補:
EOS7(*) + EF 24-105/f4 L IFのみ!撮りたいものすべてがこの組み合わせでたぶん撮れる。早いピントと正確な露出。でもなんだかなあという気もします。でもまあ家族旅行のボルネオ探検だし...
第三候補:
妻のLEICA C1(38mm~105mm) と HASSELBLAD SWC/M。
フィルム同士のコンビ。C1で気軽に撮って、ここぞというときはSWC/Mにお任せ。
第四候補
Nikon F2 + 20mm/f2.8 + 55mm/f1.2 + 180mm/f2.8(*)。
レンズ交換さえテキパキ出来ればいいかもしれない。広大な海も暗いジャングルも。寄れるし。ボルネオの多湿でも壊れない気がする。
第五候補:
HASSELBLAD 500C/M + DISTAGON 60mm/f4とライカMDa + BIOGON21mm/f4.5。きっと満足いく写真が撮れる。しかし写真に気合が入りすぎる。望遠系がない。
第六候補:
HASSELBLAD 500C/M + DISTAGON 60mm/f4とHASSELBLAD SWC/M。ブローニーのみ。こっちはもっと写りには満足できそう。でも重過ぎてつらい旅になりそう。後でスキャンやプリントが大変そう。
第七候補:
Leica M2 + BIOGON 21mm/f4.5 +Summiluv35mm/f1.4。軽くて軽快で写りも良くていい。でも離れたところにいる動物、珍しいもの、虫が撮りにくい。壊れたり失くしたりしたら立ち直れない。
第八候補:
ALPA + ANGENIEUX24mm/3.5 + MACRO SWITAR 50mm/f2 + ANGENIEUX90mm/f2.5。
独特の凄い世界が撮れそう。途中で壊れて撮れなくなったら悲しい。
まだまだどれにするか絞りきれません。旅立つ前日まで悩み&テスト撮影&シミュレーション続けます。ちなみにビデオカメラを持っていくことは決定事項です。
前にGiemonflexのハッセルのSTORY内で書きましたが、再度まとめてみましょう。
世界最強は言いすぎかもしれませんが、とにかく凄い描写のビオゴン。歪曲がないだけでなく、高いコントラストと解像度。ビオゴンにもいろんな種類がありますが、その中でも最高峰はビオゴン38mmとの呼び声も高いです。このレンズのために作られたカメラ「ハッセルブラッドSWC」!使いこなせなくて手放す人も多いと聞きますが、気軽にスナップだって使える楽しいカメラです。
Supreme Wide Angle(通称SWA)
1954年発売。実はハッセルブラッド最初のレンズシャッターカメラ。まだセルフコッキングが付いていなくて、フィルム巻上げとシャッターチャージを両方する必要がある。ブラックペイントとクロムメッキの素晴らしくかっこいい鏡胴が魅力。シャッターボタンは前にある。レリーズケーブルは専用が必要。シャッタースピードが倍数系列じゃないのでその点は使いにくい。1/500と1/250の間のシャッタースピード変更はシャッターチャージ後は出来ない。鏡胴の付け根が弱く、使っているうちにぐらぐらしてしまうのが欠点。
Super Wide(通称SW)
1955年発売。SWAの鏡胴がぐらぐらするところを強化した機種。あと変わったところはヘイコイドがメートルとフィート併記になった。非常に数が少ない。SWAとSWの外付けファインダーにはMADE IN GERMANYの表記がシューの背中にある。またSWAと共に絞りが円形絞り。
Super Wide C(通称SWC)
1959年発売。Cレンズと同じ鏡胴デザインになり大きくモデルチェンジした。最大の特徴はセルフコッキングになったこと。またシャッターボタンの位置が上になった。シャッターボタンも普通のレリーズケーブルが使えるタイプになった。絞りは丸みを帯びた六角形。
途中で黒鏡胴に変わり、黒ボディも発売された。最後期にはT*コーティングされた。
SWC/M
1977年発売。ポラパックが使えるように、ファインダーとクイックシューが底上げされた。また巻き上げレバーがラチェット式になった。ハッセルではSWCのSWC/Mへの改造も行ったので、白鏡胴のSWC/Mも若干存在する。1983年にCFレンズに変更になった。
903SWC
1988年発売。ファインダーがプラスチック製の四角いタイプになり、非常に見えが良くなった。水準器がボディではなく、ファインダーに付くようになった。
905SWC
2001年発売。レンズがCFiタイプになった。硝材が鉛フリーになった。最近まで現行品だったが先日発売中止になった。
なんで突然こんなことを書いているのかというと、やっぱり私のSWは綺麗過ぎで使うのが怖いのです。いや、もちろん使っているのですが非常に気を使うのです。ブラックペイントの鏡胴が傷つくと悲しいし。で、外観綺麗じゃなくてもいいから、白鏡胴&初期型の彫り込みシャッタースピード文字のやつ&メーター表記&出来ればSWC/M!ってのを実はずっと探していたのです。eBayで負けるのを数度(メーター表記の初期型は滅多に出ません)重ね、とうとう手に入れたのは(日本で買いました)整備済みのSWC/M。61年製SWCメーター表記ですが、シュリロで純正SWC/M改造済み。私にとって満貫ってやつです。もちろんレンズはビカビカです。こいつを気軽に持ち出してばしばし撮る所存であります。それにしてもSWC安くなりましたねえ。
Recent Comments