モノクロ写真の色
実は最近モノクロに凝ってます。いいラボ見つけたのと、最近撮った数枚のモノクロが気に入ったのが原因です。見慣れないせいか、モノクロの写真は何気ない景色もすばらしい景色に見せてくれることがありますね。なかなか「モノクロの目」になれなくて、カラーで景色を見てしまって失敗もしますが。
モノクロフィルムをモノクロプリントしたらそういうことにならないのかもしれないですけど、カラー現像のモノクロフィルムをカラー用紙にプリントしてもらうとたまに変わった色のモノクロプリントが来ることがあります。それとはちょっと違いますがフィルムを白黒モードでスキャンしても、色がついていることがあります。本当のモノクロじゃないとモノクロの味が出ていないのかもしれませんが、白とグレート黒の世界じゃないモノクロプリントも面白いかもとちょっと思いまして、こんな仕上げにしてみました。
ROLLEI 2.8F PLANAR 80mm/f2.8 + BW400CN
本当のモノクロと比べてどうでしょう?ちょっと優しい感じになる気もしますね。
ROLLEI 2.8F PLANAR 80mm/f2.8 + BW400CN
こちらが本当のモノクロです。写真は最近撮った息子の写真の中でも一番のお気に入りのやつです。
「ローライ」カテゴリの記事
- 小石川撮影記3(2010.02.16)
- 小石川撮影記2(2010.02.14)
- 気分も新たに新テーマ(2010.02.11)
- ワイドローライ in 浅草 その3(2009.04.13)
- ワイドローライ in 浅草 その2(2009.04.11)
The comments to this entry are closed.
Comments
私もモノクロで撮影しても、プリント(印刷)の
段階でけっこういじっちゃうこと多いです。
今はデジタルで簡単にできますが、以前はバライタ
にセピア調色したりしてました。
カラー印画紙の大伸ばしの場合も、プロラボに頼んで
「懐かしい感じに上げてください」なんて抽象的な
注文したりして困った顔されましたが(笑)、
そこはプロ、思ったとおりに一発で自分の
イメージどおりに上がってきたときには「流石!」
とか思っちゃいました。
Posted by: 轟 太郎 | 03 February 2006 11:19 AM
好きな色にしていいということですかね。こんなの邪道という意見もあるかなあと思いました。デジタルの自由度をいつもどこまでしていいのか悩んでしまいます。
Posted by: ぎえもん | 03 February 2006 02:59 PM
調色、着色ではありませんでしたが、昨年h2fotoさんと観に行った栗田 紘一郎さんの作品は、ガンピ紙(だったかな?)にプリントされ、淡~いセピア調の作品集でそれはそれは美しいプリントだったと記憶しています。黒・グレー・白以外にも楽しむことが出来ればそれは立派な作品だと思いますよ。調色材には黄色や緑、青他もあるようですし、そんな情報が立派なモノクロプリント教本にも収録されています。邪道なんかじゃないと思いますよ~。
それにしても2.8Fの被写界深度、メチャメチャ浅いですね。息子さんの鼻の先端から耳の外側くらいまでしかないですね。7~8cmくらいかな。
ピントのあったところの切れのよさと、前後ボケのやわらかさの対比が素晴らしい写真です。何よりも息子さんの表情が男らしい。未来に残せる良い写真と思います。
Posted by: toshiboo | 03 February 2006 06:37 PM
toshibooさん
なるほどねえ。ホントのモノクロでいくか、ちょっと色付けてみるか考えてみます。やっぱりこれはどれくらいの絞りだったかなあ。開放に近いと思うんですけどローライはピント外す気しないんですよね~。昔から使ってるせいか、ピントグラスが見やすいのか。これはフラットガラス付きで撮ったやつです。やっぱりこのレンズは裏切らない写りしてくれます。
Posted by: ぎえもん | 03 February 2006 10:00 PM