January 2006
30 January 2006
27 January 2006
愛用21mm
THROUGH THE FINDER itamuraさんの「21mmという画角」という記事に触発されて書いております。私の21mmはカールツァイス ビオゴン21mm/f4.5とシュナイダー スーパーアンギュロン21mm/f4です。ビオゴンとスーパーアンギュロンはかなり似ているレンズ構成ですが、実は大きさがかなり違います。ビオゴンはコンタレックス用というせいもあるのでしょうが非常に大きく重く、スーパーアンギュロンは小さく軽いです。で、私の使い分けというと、「画」重視ですとビオゴン、「軽さ」重視だとスーパーアンギュロンとなっています。でも本当に写りがビオゴンに劣る(というか私の好みに近い)のでしょうか?今度まったく同条件で撮ってみます。
下の写真は、ビオゴンを買ってすぐアベノン21mm/f2.8と撮り比べしたもの。ビオゴンは曇っていてフレアがでてますが、クリーニングしたらほとんど出なくなりました。
2枚を1枚の写真としてスキャンしたので、色の違いはそのまま見ていただいていいかと思います。アベノンのは青いですねえ。ビオゴンの方が黄色いというか。トーンの出方が全然違いますね。こんな感じで撮ってみますね。
最近のビオゴン21mm/f4.5で撮った写真。
MDa + BIOGON21mm/f4.5
空が青いですね。確かこれはトレビの400だったと思います。
26 January 2006
I LOVE VERIWIDE100!
久々に2chのベリワイドのスレッドを見てみたら、私がベリワイドを売ったことが出ていてびっくり!みんな凄い情報網ですね。手放しちゃって残念みたいなことが書いてあったけど、買い換えただけでちゃんと所有しております。
前のもよかったんですけど、非常に綺麗なのを見つけてしまったのでそれを買って、古いほうを手放しました。新しく買ったのは本当の初期型みたいで60年製。シリアルは3××。前のは61年製。シリアルは13××。1年で1000台は作ったということですね。新しく買ったほう(60年製)は付いてきた速写ケースの大きさからして、ライツの外付けファインダーは付いてなかったみたい。61年製の方はもっと縦に大きい速写ケースが付いていました。
レンズが汚れていたのでクリーニングしてもらって、シャッタースピードも精度を合わせてもらいました。これで安心してバリバリ使えます。本日も3本撮りました(1本7枚しか撮れないからね)。やっぱりベリワイド100を使うとお散歩スナップじゃなくて作品を撮りたい気分になります。
VERIWIDE100 SUPER ANGULON 47mm/f8
クリーニング直後の試写。ポジの良さスキャンで全然出ませんねえ。ライトボックス上だといいんです。惚れ込む描写です。今日はモノクロで撮りました。
23 January 2006
19 January 2006
今年最初のお買い物
ライカやアルパに浮気しておりますが、やっぱり最愛はハッセルです。写り、かっこよさ、操作感、音。みんな最高です。最近は100mmばかり使っていますが、実はずっと探していたレンズがありました。ディスタゴン60mm/f4。ハッセルの60mmレンズ(500CM用)は実に6種類あるのですが、やっぱりどうしてもこのf4ってのが欲しかったのです。まずはその6種類をご紹介いたしましょう。
C ディスタゴン60mm/f5.6
1000Fの時代のレンズの踏襲と言われているが、ハッセルに詳しい友人の話だと、レンズ構成は違うらしい。前に所持していたことがあるがちょっと黄色みがかる。
。C ディスタゴン60mm/f4
1962年に2ロットだけ作られた希少モデル。上のf5.6とほとんど同じ鏡胴。軽い。どちらも50cmまで寄れる。
C ディスタゴン60mm/f3.5
f4のディスタゴン60mmの製造を止めてから12年後こちらのf3.5が発売された。解像度高く非常によく写る。黒鏡胴でT*のみ。最短60cm。
CF ディスタゴン60mm/f3.5
CFレンズにモデルチェンジされ、使いやすくなった。プロンターシャッター。
CB ディスタゴン60mm/f3.5
安価なハッセルブラッド501C用に作られた鏡胴等を安く作れるようにしたモデル。レンズ構成はCFレンズと同じ。CB80mmは評判悪いが、このレンズは良いようだ。
CFi ディスタゴン60mm/f3.5
CFiレンズにモデルチェンジ。現行モデル。
ノンT*のツァイスレンズをこよなく愛している私はやっぱりこのディスタゴン60mmもノンT*がいいのです。f3.5のCレンズもCFレンズも友人に借りたことがあるのでめちゃめちゃよく写るのもわかっているのですが、やっぱり...どうしても...軽いし、かっこいいし、10cm更に寄れるし。f5.6よりf4の方がきっとこの一絞りの差が暗いときに威力を発揮すると思い、f4に狙いを絞ってずっと探していました。状態がよくないか、高すぎるかのどちらかで、納得できるものが見つからなかったのですが、この正月に大量に機材を売ってちょっと余裕が出来たので、値段度外視で綺麗なものを買ってしまいました。
専用フードも持っていますが、とりあえずはフードなしのこの状態で使ってみようかと思っています。どうでしょう、500CMブラックにこのレンズ。かっこ良過ぎませんか?(笑)
18 January 2006
16 January 2006
13 January 2006
キャノン28mm作例その1
12 January 2006
ライカ用28mmが欲しい!
広角レンズとしては28mmレンズを愛用している方が多いんじゃないでしょうか?35mmより広い範囲が撮れ、21mmよりずいぶんパースが自然に写るので使いやすい画角です。私は21mmの強烈なパースが大好きで愛用しているのですが、うちで唯一の28mmであるアンジェニュータイプR11を使っているうちに、その使いやすさがなかなか気に入ってきました。
アンジェニュー28mmをMDaで使えるように外付けファインダーも買ってあります。ライカ用レンズで距離計に連動するのもやっぱり抑えておきたいですよねえ。
さてさてライカに付くLマウントかMマウントの28mmレンズはたくさんあるのですがなかなかこれ!と決められません。
ライカ純正レンズ
ヘクトール28mm/f6.3
小さくていいけどちょっと暗すぎますよねえ。
ズマロン28mm/f5.6
通称赤ズマロン。フードつけた姿がかっこいい。
エルマリート28mm/f2.8
第四世代まであるが、やっぱり第一世代がいいなあ。
ズミクロン28mm/f2
最新レンズ。
他社製クラシックレンズ
オリオン28mm/f6
トポゴンコピーでよく写りそう。
アンジェニュー28mm/f3.5
アルパマウントを持ってる。
コムラー28mm/f3.5
まったく評判は不明。
キヤノン28mm/f3.5
キヤノン28mm/f2.8
明るくて軽くてカッコも良い。
Wニッコール28mm/f3.5
Lマウントは希少で高価。Sマウントもあり。鏡胴が全然違うがレンズ構成は同じ。
Mロッコール28mm/f2.8
CLE用のとても評判のいいレンズ。曇りがち。
他社製現代レンズ
Gロッコール28mm/f3.5
ミノルタの高級コンパクトTC-1のレンズをLマウントで限定発売された。
リコー GR 28mm/f2.8
リコーの高級コンパクトGR1についていたのをLマウント化したもの。人気が高い。
カラースコパー28mm/f3.5
真鍮製で質感いいらしい。
ウルトロン28mm/f1.9
ライカ用28mmレンズで一番明るい。
アベノン28mm/f3.5
白鏡胴から黒鏡胴へバージョンアップした。とても薄い。
KM ヘキサノン28mm/f2.8
ZM ビオゴン28mm/f2.8
話題のツァイス(コシナ製)レンズ。他にレンズ構成は違うがGマウントからの改造レンズもある。
出来れば白鏡胴で、なるべく明るいレンズでと考えると、候補は絞られてきます。現代レンズがよく写るのはわかってるんですけど、なんかよく写るだけじゃない個性のあるレンズが欲しいのです。この中で一番古いレンズのキヤノン28mm/f2.8のレンズ構成を見るとなんかよく写りそうな気がします。見た目もかっこいいし、小さくて軽い。という感じでターゲットを決めて、いつか買おうかなあと思っていました。でもなかなか売ってないんですよねえ、このレンズ。
最近ほとんどヤフーオークションはウォッチしてないのですが、たまたま年末に見ていましたらよさそうなのがありました。写真では非常にきれいに見えます。レンズの状態も良いそうです。お店で買うよりは1万円ぐらい安い値段を入れておいたら無事落札できました。
手にしてみると新品?ってぐらい凄い綺麗です。外観以外の状態もばっちり。これで写りが気に入ればこれも宝物になりそうです。さてさてその写りは...後日ご紹介いたします
08 January 2006
6×6の50mmの世界
友人に「この時の写真が良い」と褒めてもらったので公開いたします。35mmフィルムでは焦点距離28mmと言われているディスタゴン50mm/f4。私のは初期の白鏡胴ノンT*。言われてみてよく見てみると、うん、いい!ちょっと重たくてなかなか持ち出せないんだけど、このレンズもっと使ってあげないと。
HASSELBLAD 500CM + DISTAGON 50mm/f4 nonT*
HASSELBLAD 500CM + DISTAGON 50mm/f4 nonT*
HASSELBLAD 500CM + DISTAGON 50mm/f4 nonT*
07 January 2006
05 January 2006
アンジェニューアルフィター 90mm/f2.5
今年初めての購入報告は、アルパ用レンズです。買ったのは去年なので初買いではありません。昨年秋頃から私の写真のメインはポートレイトにしようと思ってきました。がしかし...なかなかモデルとなる人がいないので(ちゃんとモデル探しはしております)、ポートレート写真への情熱は自然と機材へ...
このレンズでポートレート撮ったらいいかも!っていうレンズがあるとやっぱり触手が動いてしまうのです。今の機材でも十分撮れるのは分かっているのですが...
中版ではローライ2.8Fもあるし、ハッセルのレンズは80mm&100mm&135mmと既に臨戦体制なのですが、35mmカメラではレンジファインダーであるライカはレンズは充実しているのに寄れない&ボケが見えない&フレーミングがアバウトの三重苦で、スナップ写真最強カメラもポートレート撮影ではちょっと苦手です(私が)。で、アルパの活躍が期待されます(あとビゾフレックス)。アルパのレンズは最強のマクロスイター50mm/f1.9があるのですが、もうちょっと長めの焦点距離も欲しいです。ずっとアンジェニュー180mmは探していたのですが、ここでやっぱり90mmか135mmもラインナップに入れたいのです。
アルパの90mmといえばやっぱり筆頭はアンジェニューアルフィター90mm/f2.5。白鏡胴と黒鏡胴があります。エギザクタマウントではY12ですが、アルパではアルフィターと名付けられています(鏡胴に書いてある)。レンズ構成は4群4枚で、ライカマウントのY1とは違います。アルパマウントは白と黒合わせて、たった1480本作られただけです。
このレンズがきっとポートレートにぴったりだ!と急に閃きました。ヤフオクで見つけてしまったのが原因かもしれません。でもヤフオクの黒鏡胴より白鏡胴がいい!そういえばOkadayaにあった気がする。とOkadayaへ出かけていきます。ありました!ビカビカの白のアンジェニューアルフィター90mm/f2.5。値段もそれほど高くありません。当然買いました。初めてのOkadayaでの大物購入です。これで少しあの凄い人達の末席に入れた気分でうれしいです。
早速次の日試写。会社へ行く途中と昼休み。まず撮っていてすごい気持ちがいい。一眼レフの良さはこういうところです。レンズの良さが撮影時に直接脳に伝わってきます。そして帰りがけにすぐプリントしてもらいました。おおお!ただ単によく写っているわけではありません。濃厚なトーンとコントラスト。28mmとはちょっと違った性格です。そしてすんごい解像度。1本目からガツンとくるレンズはなかなかないのですが、このレンズは最初から超お気に入りになりました。フードも専用のが存在するのですが、径が同じなのでとりあえずはマクロスイター用が使えます。
04 January 2006
シュールストレミング試食
昨年末、カメラ仲間の忘年会で珍しいものを食べました。スウェーデンの缶詰でシュールストレミングというものです。なんとこれは世界一臭い食べ物として有名でなのです。塩漬けのニシンなのですが、缶の中で発酵して、凄い臭いを発します。なんといっても凄いのは缶の内圧が上がってしまい、缶が膨らみ、そして缶切りを入れると、そこから凄い臭いの液体が噴出すということです。食べた後、調べてみましたら、
・爆発の可能性があるから空輸禁止
・スウェーデンでは森へ行って開けるらしい
・家の中では決して開けてはいけない
という凄い缶詰でした。レインコートを着て開けているレポートとかもありました。
さて我々は友人宅のマンションの階段付近で、水を張ったバケツの中で開けました。まず缶切りを入れると、ボコボコと気体が出てきます。と同時にそのバケツの水が白くにごります。
開けた友人は水の中から手を出して、嗅いでみます。「くさ!」そしてもう少し切り込みをいれ、圧力を下げ、臭い液体をずいぶん水の中に出してから、外に出し、缶を開けました。第一印象は思ったほど臭くない。確かに臭いですけど、この世のものとは思えないほどは臭くないです。
そして試食会。黒パンに挟んで食べました。味はめちゃめちゃ塩分の濃い塩辛。凄い塩辛いのです。でもまずくはありません。少量のシュールストレミングと大量のパンがあれば、結構いける食べ物でした。まあ、臭くても食べたいから作られているのでしょうが。
思ったのは我々の食べたのはスウェーデン直送(空輸!)だったので、船便の暑い船底での発酵がなかったし、作った時期が早く、賞味期限がまだまだあったのでしょう。まあとにかく面白い経験でした。
それにしてもズミルックス35mmの描写の美しいこと!世界一臭いレポート写真も幻想的です(笑)。
03 January 2006
謹賀新年
昨年は友人にカメラにレンズに非常に充実したいい年でした。特に友人たちには非常に刺激を受け、カメラ人生の転機を迎えたと思います。お金を機材に使いすぎた感はありますが、まあ初期投資はなにごとも必要です。今年の目標は
・ハッセルブラッドのシステムの完成(あと60mm)
・アルパシステムの完成(あと180mm)
・月一の女性写真撮影
・年末までにその年の写真を写真集として残す(最近できる簡単なやつです)
試写じゃなくて、作品と呼べるものを主体に撮っていきたいと思います。今年もよろしくお願いいたします。
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