オーバーホールに出したMDaはまだ帰ってこないのだけど、機能完調になったライカをビオゴン21mm/f4.5だけで使うのも惜しく思えてきて、それならとビゾフレックスはどうだろうと考えました。
ビゾフレックスとはレンジファインダーカメラの欠点を克服するために、無理やり一眼レフにしてしまうシステムです。あまり一般的ではないのは一眼レフを初めから使ったほうがいいから。でもビゾフレックスにはいいところもあるんですよ~。まずかっこいい!結構静か。ファインダーがめちゃめちゃ見やすい。レンズに魅力的なのがある。といった感じでしょうか。まあ普通の人はニコンアダプターとかつけて、ビゾ用レンズを使っているみたいですが...
ビゾフレックスにはI、II、IIIがあって、ビゾフレックスIは使い勝手が悪いので省略するとして、
ビゾフレックスII
IIIに比べて小さくて軽い。ミラーはクイックリターンじゃないので手動でミラー復帰。マウントには通常のレンズのように回転しながら嵌めるので、プリズムファインダーは脱着の時は外さないといけない。ビゾ2用のプリズムファインダーは視度補正が出来る。後期にはクイックリターンになったものがある。少数スクリューマウントもあり。
ビゾフレックスIII
少し大きくなってしまったがクイックリターンになった。シャッターを押す力の反力でミラーアップするのでストロークが長い。曲面でデザインされていてカッコいい。ボディへの取り付けが簡単になり、プリズムファインダーを外す必要が無くなった。M5用というのもあり、これだとM6TTLやM7にも使える。
私は、ビゾフレックスIIIにビゾフレックスII用のプリズムファインダーOTXBOが付いているのが非常に綺麗なのに格安だったので買ってしまいました。最初は取り付け方がわからなくて考えちゃいましたが、ライカアクセサリーの本に取り付け方が載っていて一安心。がしかしビゾは買ったけどレンズが無い...ビゾを買おうと思ったときに使いたいと思ったのはヘクトール125mm/f2.5。かなり探し回りましたが、安くていい出物がありません。ちゃんとフルセットのが欲しい~。
なのでMマウントレンズをつけて遊んでいたりしていたのですが、eBayを眺めていたらもうすぐ終わりそうなテリート200mm/f4を発見。まだ安い。たいていeBayは5秒前入札が基本ですが、真夜中に終了だったので、まさかそんな値段で落札できないだろうというかなり安い値段を入れておいて、朝見たらラッキーなことに超格安で勝ってました。
テリート200mm/f4はスクリューマウント。このままではビゾIIIに付きません。MLリングでは代用できず、専用テリートリングと呼ばれるアダプターOUBIOが必要です。これが高い!委託品でもレンズより高い!またeBayで探さないといけないのかと半分諦めていたらオカダヤで安いのに綺麗な箱入りを発見して無事手に入れることが出来ました。
そんな感じで受け入れ準備が整って、スウェーデンからはるばるうちまで来たのがテリート200mm/f4。鏡胴は禿げてますが、レンズは綺麗。幼稚園イベントに活躍してくれるといいなあ。M6につけた姿かっこいいでしょ?

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