October 2005
28 October 2005
25 October 2005
ハッセルSWと夜景
夜の写真というのは不思議な感じがする。色も外灯やネオンが見た目と違う色に写るし、なんかSFチック。ただ露出が合っているか仕上がり見るまで不安だし、三脚がどうしてもいるのであんまり撮りに行けない。
生まれて初めてちゃんと夜景を撮ってみたのはSWを買った時。知り合ったばかりのカメラ仲間というか大先輩に連れられて六本木ヒルズへ。そこで撮ったのがこれ。
ハッセルブラッドSW
三脚ちゃんとしたの持っていなかったので絞り開放、1sぐらいで手持ちでセルフタイマーを使って撮影。露出も露出計通りで結構合ってたし、ビオゴンの夜景描写にびっくりした。
次に撮ったのが川崎工場地帯。初めてここを見たときブレードランナーの世界みたいと思った。このときは三脚はあったけど、SW専用レリーズが無くて、短いシャッタースピードしか使えなかったのでやっぱり絞り開放。
ハッセルブラッドSW
この間の夏に急に閃いて撮りに行ったのが横浜ベイブリッジ。30分に1回青く光るのを狙って撮ってみた。前に同じところで同じ時に撮ったアンジェニュー28mmの写真を載せたけど、やっぱりビオゴンは柱のトーンとか、地面の質感とか凄い。これはレリーズも手に入れてちゃんと絞って撮った。なんてことない構図だけど気に入っている写真。空気が澄んできたので(湿度がなくなってきたせい?)再度ここで撮りに行く予定。
ハッセルブラッドSW
やっぱりSWで撮る夜景はいい!あとなんとなく開放がいい気もする。もっと研究していい写真撮りたい。
そういえば夜景の研究を大学でしている友人がいたなあ。彼女どうしてるかな?
24 October 2005
第2回大ローライオフ
2人の友人が相次いでワイドローライと2.8Bを買い、2回目の大ローライオフを開くことになった。場所は第1回同様うちで。趣旨はまあ新しいローライのお披露目といろいろなローライの描写を、カメラを交換して味わおうという感じ。買わなくちゃ大抵はそんなことできないけど、仲間がいるとその辺が強い。同じ機種でも時代や個体差による違いもわかるし。
ないのはテレローライぐらいで、あとはほぼ網羅したぐらいいろいろ揃った。ワイドローライ4台!幻の2.8Bも2台!二眼レフ14台、SL26、SL66、ローライ35、ローライ35B。それぞれみんなで研究結果を話し合い(笑)、感触の違いをいじり合い、スクリーン毎のファインダーの見えを比較して好みのファインダーを見つけたり、ぶれない持ち方や著名カメラマンの持ち方を研究してみたり。
「これ、調子いいねえ」「このスクリーン見えやすい!」「モロッコ革は甘い匂いがする」「ルーペは使わなくてもピントは合う」などなど。12時に待ち合わせて、23時過ぎまで語り合った。
途中街並み撮影会を予定していたんだけど、あいにくの天気で夕方1時間ぐらいしか撮れなかったのが残念。私的には自分に一番合ったローライフレックスは2.8Fプラナーフラットガラス付き(自分のやつ)だと確信しているので、撮影はその日友人が持ってきてくれたヘクトール73mm/f1.9とズミルックス35mm/f1.4ブラッククロームを愛用M2に付けて試させてもらった。外が暗かったぶん、それぞれのレンズでの開放をいろいろ試せたのが不幸中の幸い。5時近くになって、空が真っ赤になったのをうまく撮れたかな?
第3回もなんだか近々行われる予感もする...彼があれを買って...
19 October 2005
フォーマットによる違い
昨日の写真は正方形ならではの被写体だったと思う。あそこは縦長も横長も切り取るのは難しい気がする。私が好きな東京国際フォーラムで、ほぼ同じ画角で撮ったフォーマットの違う写真がある。
35mmフィルムで21mm相当と言われているけど、正方形のせいか超広角の印象が薄い。でも画面は落ち着きがあって、見ていて楽な気分。
こっちは逆に6×10で長い長方形。実は黄金比にかなり近い(黄金比だと6:9.7)。2枚目の写真なんかジーと見てると下に吸い込まれそうな気がしてくる。細長画面はワイド感に迫力が出て楽しい。
みなさんはどっちが好き?
18 October 2005
17 October 2005
14 October 2005
M2チューン
買ったばかりのM2だけど少々改良して使っている。
1)ラピッドローディング
当時の純正部品で、これをつけるとM4以降の機種のようにフィルムを装填できる。まだ2本しか通してないけど、使い勝手はいい。フィルムカウンターが手動式のM2ならではのオプション。装填方式のシールがあるんだけど、これを貼るかどうか悩み中。M2買うずっと前から買ってあった。いつか使うと思って。
2)接眼カバーリング
関東カメラ製。メガネを傷つけないようにするパーツ。ゴム製。両面テープもついてきたけどかなりぴったりなので使わなくても外れなさそう。無くしてもまた買えばいいし。実は昨日関東カメラに閉店ぎりぎりに行ってきた。川崎には関東カメラがあるのだ。やっぱりメガネが傷つくのは困る。IIIfはプラスチック製に変更されたのに、M3になってまた金属製に。M6はゴムが付いている。
3)M6用純正速写ケース
これはM6用として前から使っていたものだけど、やっぱりM2につけてもいい!これは賛否両論だと思うんだけど、私的には革の手触りもいいし、高さがM5くらいになって(底がわざと厚く作ってある)持ちやすいし、きっとシャッター音が更に小さくなるし、もちろんぶつけたときのダメージも小さいしといいことずくめで愛用している。A&Aとかでも最近発売されたけど絶対純正がいいと思う。トップカバーは使わないけど、下ケースだけはいつも付けている。
4)ストラップ
ライカは本革製のを使っている人が多いと思うんだけど、私はオプテック派。それもよく売っているスポンジみたいのじゃなくて肌触りいネオプレン製のやつ。これは見た目もいいし、首や肩に優しいし、クリップ式でカメラ接続部と外れるので使い回しがきくし、防湿庫に入れるときに嵩張らなくてとっても気に入っている。M6、MDa、ローライ2.8Fにも採用。
13 October 2005
バルナック中望遠
前に写真載せたら思わぬ評判で嬉しかったIIIfとエルマー90mmの組み合わせ。
このサイズだと長いけど細いし、重くないので使い易い。持ち歩いて息子スナップとかもしやすい。うちのエルマーはMマウントに変わる前ちょっと前の戦後タイプ。この時期のが一番良く写る気がする。
しかし友人に借りて撮ったらあまりの写りの良さに驚愕して買ってしまったヘクトール135mm。このくらいの焦点距離になると、M型ではピント合わせが辛くなりそうだから、IIIf専用になるかもしれないんだけど(なぜだかIIIfの方がピントがあう気がする)、太い、長い、重い...息子の運動会へ持ち出すのもためらってしまったし(レンズつけたままカバンに入らない、首から下げるにはちょっと...だし。でも今思えばやっぱり持っていけば良かった。)、街中の散歩もどうかなあ...写りが最高なのはわかってるんだけど。まあとにかく使うのに勇気と気合がいるレンズではある。でも写りは凄い!
12 October 2005
目測専用機顛末
白状するとM2買う前に実はebayで買ってしまったものがある。安かったから(友人のIgの1/4!)というのが理由だけど、手にしたらその作りの良さ、操作感の良さにかなり気に入っている。シンプルこの上ないカメラ、ライカMDa。M4をベースに作られた学術用途モデル。生産台数14508台。1966-1976年製造。ファインダーなしM型ライカの中では最も手に入りやすい。
M4との違いは
・ファインダーがない
・距離計もない
・セルフタイマーもない
・ブライトフレーム切り替えレバーも当然ない
・巻き上げレバーがM3タイプ
M4ベースだからラピッドローディングだし、カウンターは自動復帰だし、1sから1/1000sまであるし、目測で使うにはとても使い易い。塗り壁みたいなルックスも外付けファインダーを付けて、レンズを付ければなかなかいける。ビオゴン21mmはとても重いので、やっぱりある程度の大きさのカメラの方がバランスもいい。
09 October 2005
個人的に最高なM型ライカ
シルバークロームのM型ライカを買おうと思った。
理由その1
友人のIgのメッキが素晴らしかった。
理由その2
別の友人のM3の感触が素晴らしかった。
理由その3
外付けファインダーはすべてシルバークロームで揃えたからブラッククロームのM6には違和感がある。
理由その4
IIIfはルックス、操作感はいいんだけど、レンズ交換、フィルム交換が大変で、撮影旅行にはつらい(得意ネタ)。レンズに合わせてファインダーも交換しないといけない。レンズ1本で行くときのカメラだと思ってしまった。
ライカ絶頂期のカメラが欲しい。操作感もメッキも最高なやつ。
M3
ファインダーの見え良し、操作感良し。ファインダーに飾り枠あり。距離計の精度高い。
欠点は35mmレンズ用ブライトフレームなし。ファインダーが衝撃に弱くてファインダーがちょっとぶつけてもブラックアウトしてしまう時があるらしい。M3のみマウント側から光漏れの持病があるらしい。
M2
1種類しか出ないブライトフレーム。35mmレンズのブライトフレームあり。ライカ黄金時代の素晴らしい作りこみ。
欠点は135mmレンズ用ブライトフレームがないぐらい...
M4
フィルムがラピッドローディング。巻き戻しが早く出来る。135mmレンズ用ブライトフレームあり。
欠点はプラスチックの中折れ式巻き上げレバーが、金属一体式と比べていまいち。ボディ前面にあるレバー類にプラスチックが使われていてちょっと...。斜めの巻き戻しノブもやっぱりM3タイプのほうがかっこいい。
M5
ボディが使いやすい。大きいけど実はとても持ちやすい。露出計付き。
欠点はスーパーアンギュロン、ビオゴンが使えないこと。実はずっと欲しかったけど、この欠点は大きい。
他M4-2やM4-Pはシルバークロームはなし。M6以降のシルバークロームはもう質感違っていて気に入らない。M5は大好きレンズが使えないから付加。M4はプラ部品付きのレバーがいや。M3もいいけど、ブラックアウト怖いし、ラピッドローディング付けるから、M2の方が便利。M2のフィルムカウンターは面倒だけどかっこいい。0.85のM6は持ってるし、35mmもよく使うことを考えるとやっぱりM2。と数日前に決めて、昨日老舗カメラ店で操作感が一番良かったのを思い切って買った。1960年製。もー、最高。これだけシャッター押すのに気持ち良ければボディもやっぱり写真の出来に関係あると思う。
04 October 2005
フィルター削り
ここ一番のカメラとして使用しているのがローライフレックス2.8Fプラナー。人を撮ると最高の描写をする。モデルも一番いい表情をすると思う。でもいつも持って行くには難点がある。フィルターがなかったのだ。大事な大事なレンズを傷つけるのは言語道断だけど、レンズを拭くのも自分ではやりたくないので、ホコリや指紋や唾やその他もろもろのものを付けたくない。で、いかんせん持ち出しに消極的になってしまうのだ。
フィルターをなんども買おうと思ったけど、とても高価だし、しかもモノクロ用しか売ってないのだ。UVフィルターも色付き。ケンコーとかのを使えばいいじゃんとか思われるかもしれないが、どうしてもローライだけは純正じゃないと嫌なのだ。あの端正なルックスに黒枠のフィルターだけは許せない...とりあえず付けて使うならいいけど、半永久的にそれを採用はできない。
ずいぶんかかって手に入れたのは、枠だけ純正で中が国産のガラスに交換されたもの1つとモノクロ用UVフィルター1つ。2つあればあの2つのレンズに付けられるかと思ったら大間違い。レンズ同士がとても接近していて、フィルターを2つ付けられないのだ(ぶつかっちゃう)。
取り付ける方法は上のビューレンズに取り付けるフィルター枠を削ること。金属を削っていくのって大変なのはシルバーアクセサリー作ってたから良く知ってる。出てくる金属紛も嫌い。で延び延びになっていた。他にいいもの見つかるかもと思って。
しかしガシガシローライ使うには必須だと思って昨晩夜中に削った。1Fの自分の部屋で削り(金属紛が出るから)、2Fのリビングにおいてあるローライまで走っていって取り付くか試すというのを5,6回試してようやく付いた!
でもフードが付かないよ。どうして?ローライ庵では付くって書いてあったのに...ケンコーなら付いたのかな?...フィルターかフードがどちらかを選ばないといけない。うーん...
01 October 2005
スポーツ撮影
今日は息子の幼稚園の運動会。神通力は今日もバッチリ。日陰にいたけどかなり日に焼けた。左手の内側が今年初めて日に焼けたんだけどなんで?カメラずっと顔につけていたってこと?
持って行くカメラ、レンズ悩んだ。ホントはアルパ用の180mmアンジェニューが欲しくて、ずっと状態のいいものを探していたんだけど、見つからなかった。で他に長いのというとライカ用の90mmエルマーと135mmヘクトール(この間買った)。M6よりIIIfで使いたいレンズなんだけど(こっちの方がピントが合う)、修理上がったばかりでテスト撮影まだ。あと長いのというとペンFT+テレコン3倍+42mm/f1.2。35mm換算で190mmぐらい。この利点はフィルム交換が少なくて済むこと。野外だし、校庭だから砂飛んでるだろうし、フィルム交換はなるべく避けたい。で、結局こっちにした。一応IIIf+ズミクロン50mmもテスト撮影かねて持っていったけど。
撮ったのは2本。144枚。f値が3.6になってしまったせいか、テレコンのレンズのせいかよくわからないけど、ピントがよくわからないのだ。だから数打った。打率悪そう。作品なんて撮れてる自信なし。1等でゴールに来るはずだった徒競争も予想外の順位にいたから撮れなかったし...でも最後の方でテレコン外して撮影したけど、こっちならファインダー明るいし、ピントもよくわかって、かなり素早く撮れた。明るい長いレンズ欲しいなあ。幼稚園イベントほとんど室内だし。
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