ビオゴン狂想曲その2
ビオゴン21mmは
コンタックス用ビオゴン21mm/f4.5
コンタレックス用ビオゴン21mm/f4.5
京セラコンタックスG用ビオゴン21mm/f2.8
コシナ製ツァイスイコン用ビオゴン21mm/f2.8(未発売)
がある。この中でボディを持っているのはライカで使える未発売のコシナ製ビオゴン21mm/f2.8だけだ。実はこれが発売されると聞いたときは即座に「買う!」と思った。去年の10月ぐらい?そして未だ発売されないが、早く発売されないかとレンズ構成図を眺めるたびになんだか違う気がしてきた。これ、レトロフォーカス?ってぐらい非対称。本物のベルテレ氏が発明したコンタックス用ビオゴン21mm/f4.5とはレンズ構成が全然違う。京セラG用のビオゴン21mm/f2.8もレンズ構成が本物とかなり違うのだが、まだ対称型(つまり本物)に近い。うーん...
今まで京セラGシリーズは何度も買おうかと思った(メインページGiemonflexのStory参照)。そして買わなかった。オートフォーカス、電動巻き上げ、チタン色...黒のG2がもっと安かったら買っていたかもしれない。でもやっぱりなんか違う。Gのボディは導入しなくてもまだLマウント改造という手がある。あのMSオプティカルの鏡胴結構好き。このレンズ評判は凄いいいんだけど、作例を見た限りでは色が鮮やか過ぎる気がする。あと気になるのはレンズ構成...京セラコンタックスG用のビオゴン21mmはどうかと老舗カメラ店店主に聞いたときにこう言っていたのを思い出す。
「コンタックス(旧)とコンタレックスのビオゴン21mmは別格でいい」
暗かろうとやっぱり本物のビオゴン21mm/f4.5が欲しい...
となると狙いはコンタックス用かコンタレックス用となってくる。さてさてどちらもボディから考え直さないと...遠い道のりだ。
まず候補に上がったのはコンタックス。露出計付きはかっこ悪いからCONTAX IかIIかIIaしかない。やっぱり一番カッコいいのはブラックコンタックス(I)。この3機種の中では最も高価で、最も使い難い(らしい)。でもカッコいい。タイプがいろいろあるとか使い方とか調べてオークションで入札しそうになった。でもカメラに詳しい友人に聞くとやめたほうがいいと言う。ネットで買う前にお店に寄って触らせてもらおうと(ごめんなさい)出かけていった。ホント使いにくい。ファインダーも良く見えない。お店の人も実用じゃないと言うし。確かに。いくらかっこよくてもだめだ。それならIIかIIa。私は見た目は戦後タイプのIIaの方が好き。これならほとんどM3ライクで使えそう。ピント合わせを右手人差し指でするギミックがイカス!シルバーより黒がいいなあ。黒く塗る?うーん...ニコンSシリーズでもビオゴンは使えるのだろうか...
そのお店にはコンタレックスもいくつか置いてあったので一緒に見せてもらう。大きくて思いけどハッセルほどじゃない。このカメラはブラックもある。ビオゴン21mmの他にプラナー55mm/f1.4とか使いたいレンズもある。それに私は135フィルム用フルサイズ(ハーフじゃない)一眼レフは1台もないし、これはいいんじゃないと思ってしまった。独特のシャッター感触も素晴らしい。さすがツァイスが金に糸目もつけず作った最高機種。でも高い。高すぎる。ブラックボディとビオゴン21mmとプラナー55mmで一体いくらになっちゃうんだろう。しばらくオークションで相場をウォッチしてみたがとても買える値段ではなかった...
と頓挫してしまった私の135フィルム用ビオゴン21mm導入計画。どうなることやら...(続く)
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Comments
西独ツァイスの王様、コンタレックスにしましょうよ(ボソっ)。ライカ、ハッセル、ローライの人は、やはりそれくらいでないと、バランスが(笑)
Posted by: 越渓 | 24 May 2005 09:09 AM
コンタレックスが最も敷居が高いですねえ。なかなか手を出せません。
ビオゴン狂想曲その3で思わぬ展開が!
Posted by: ぎえもん | 24 May 2005 05:49 PM