ビオゴン狂想曲その1
地球上で最も凄いレンズはビオゴン21mm(135フィルム相当)f4.5だと信じて疑わない私は、ハッセルブラッドSWを買って溺愛している。ちょくちょく使ってあの凄い写りを楽しんでいるのだが、あまりにも好きなので、またあまりにも綺麗で稀少で(どうも700台前後しか作っていないらしい)状態の良いSWを手に入れてしまったので、ハードに使うのが怖い。もちろん撮影には持っていっているのだけど、海外旅行の時にどうしようとか、海外じゃなくても家族旅行とかして、そうしたら一通りの焦点距離のレンズ(というか他のお気に入りのレンズ)も持っていきたいし、そういうときにどうしようとかいつも考えていた。
まあそのSWをハッセル500CM+プラナー80mm六枚玉かプラナー100mm(プロクサーも持参)の組み合わせが一番きっと理想の撮影が出来そう(今年のゴールデンウイークの撮影はそうした)。3台のカメラは無理だから2台とすると135フィルムのカメラは持っていけない。すべての撮影をブローニーで撮るのはつらい。気軽にパシパシ撮りたいときもあるし。まあ軽いデジカメ買って持っていくって手もあるけど...
注)海外旅行の予定は今のところなし
ラインナップはブローニー用カメラ1台、135フィルム用カメラ1台とするとどうなるか。SWを基本とすると135フィルムはライカM6+ズミクロン50mmの組み合わせになると思う。ライカIIc+ズマロン35mmという組み合わせもいいけど。換えレンズとして90mmエルマーとか持っていって。これでビオゴンで撮れるところはすべてビオゴンでいって、あとはズミクロンに任せる。その時の心配は旅行でSWを盗まれたり、落としたりすること。ホントは傷もつけたくない。
まあ上の二つのどちらかに決めればいいんだけど馬鹿な事を考える自分がいる。ブローニーは500CM+プラナー80mm六枚玉にして、ビオゴンは135フィルム用に21mmを手に入れる!今21mmはアベノンスーパーワイドを持っていて、まあまあの写りなんだけど(去年のドイツ出張はほとんどこれで撮ったし)、どう逆立ちしたってビオゴン21mmの写りにはかなわないだろうって思う。どうせ残すなら、どうせ気合入れて撮るなら、最高に気に入った描写のレンズで撮ったほうが絶対いい。
ってことで私のビオゴン21mm探しの旅は始まった。(続く)
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Comments
初めまして、itamuraです。
トラックバック、コメントありがとうございます。いまだにトラックバックのことわかっていないようです。スミマセン。ところでビオゴン、かなり惚れ込んでおられるようで私もビオゴンマニアとして頷けることばかりです。
私は35mm判ばかりで初代(友人から借りましたがボディが壊れて思い切り試すことができませんでした)とGシリーズのビオゴン21mm(もう手放しましたが)、そして今度発売されるZMのビオゴン21mmを楽しみにしているところです。現在はリコーのGR21とGR LENS 21mmの2本?で21mmを楽しんでいます。このレンズもビオゴンに勝るとも劣らずです。
でも、なんと言っても憧れはハッセルのビオゴンです。いつか手に入れたいと思っています。そういう意味でもgiemonさんのブログは大変勉強になります。初めてなのに長くなってしまいました。スミマセン。linkまでしていただきありがとうございます。当方もlinkに加えさせていただきます。これからもよろしくお願いいたします。
Posted by: itamura | 20 May 2005 08:26 PM
ようこそ、おいでくださいました。リンクもしていただいて恐縮です。ありがとうございます。やっぱりビオゴンと聞くだけで写真好きは萌えますよね(笑)。GR21mmって中古市場に出ています?私も興味心身なのですが見たことありません。
以前よりR-D1の調査をしている際に拝見しておりました。お持ちのR-D1もMPブラックペイントもいいですねえ。どっちも欲しいです。私もズマロン35mm/f3.5お気に入りです。これからもよろしくお願いいたします。
Posted by: ぎえもん | 20 May 2005 10:21 PM